2013年08月17日

藤田紘一郎(2013.6)『できる男はウンコがデカい』(宝島社新書)宝島社

 オーツが読んだ本です。
 図書館で見かけたのですが、タイトルに惹かれて、借りてきました。
 「できる男はウンコがデカい」とだけ聞くと「風が吹けば桶屋が儲かる」的なトンデモ話かと思ってしまいそうですが、著者はれっきとした医学博士で、実は科学的知見にしたがってこのような話を書いているというわけです。
 著者の専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学で、熱帯での豊富なフィールドワークの経験があります。本書は、それらに基づいて書かれた本だということです。
 オーツが、読んで驚いたところを中心に、いくつかのポイントを紹介しましょう。
 p.130 「鼻クソを食べると脳が若返る」では、本当に鼻クソを食べる話が出てきます。鼻クソは生ゴミのようなもので、身体の免疫性を高めるというのです。
 p.134 「落ちたものを食べれば、若返る」では、床でも土の上でも、落ちたものをひろって食べることです。細菌ゼロのものよりも、土壌菌が付いた食べ物のほうが身体にいいという主張です。
 p.144 赤ちゃんには何でもなめさせるほうがいいという話です。お母さんのウンコや土、草などをなめて腸内細菌を育て、免疫力を付けようということです。最近の日本の母親の清潔志向を見聞きすると、とてもじゃないけれど、こんなことはできないと思われてしまいそうです。
 p.164 「ウォシュレットは使わなくてもいい」では、ウォシュレットが肛門を弱くする話が出てきます。ウォシュレットは肛門を守っている皮膚常在菌を洗い流します。そうではなくて、皮膚常在菌を活躍させ、皮膚を酸性に保つのがいいことなのだと説きます。
 p.170 「50歳以降は主食をやめる」では、50歳までは糖質を取ることが必要だけれども、50歳以降は糖質を控えるほうがいいという話です。けっこう多くの人が無意識にこんな食事をしているのではないでしょうか。オーツの場合は、炭水化物がゼロではありませんが、少なくとも、普段の食事では(朝食と夕食では)主食がなかったりします。
 何とも豪快な著者の生き方です。おもしろい本を読んだという感想でした。


posted by オーツ at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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