オーツがクルマを運転していて、大きな交差点を右折するときのことでした。
横断歩道の中央付近に歩行者がいて、オーツのクルマの前を右から左に横切る形になりました。ちょうどクルマと接触しそうなタイミングで歩いていたので、オーツは減速して、歩行者を先に通すようにしました。
歩行者が行きすぎてからクルマをゆっくり発進させました。そのときです。道路の歩道部分から中央部分に向かって横断歩道を渡ってくる歩行者がいたのです。クルマの前を左から右に横切る形でした。オーツは先ほどの右からの歩行者に気をとられていたので、こちらの歩行者にまったく気がついていませんでした。Aピラー(フロントウィンドウとサイドウィンドウの間の柱)の陰に入り、そのために歩行者が見えなかったということもありました。
その歩行者はケータイを見ながら歩いていました。オーツのクルマにはまったく無頓着なようでした。
オーツは、歩行者がクルマの前に飛び出してくる形になったため、あわててブレーキを踏みました。
一人で勝手にびっくりした形でした。ひやっとしました。
歩行者は、まったくクルマを気にせず、いわば無視するように歩いていましたから、実際は、クルマと接触するほどの距離でもなく、かなり間隔があったのだろうと思います。クルマの側から見ると、接触しそうに見えるのですね。
スピードが出ていなかったので、事故になるほどのことではありませんでしたが、実際に歩行者が見えないという事態を初めて経験しました。
こういうこともあるのですね。歩行者の確認は、何度やってもやり過ぎにはならないと思います。
ふう。
2013年05月04日
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