オーツは、Windows 7 のパソコンを買ってから、3年も移行をためらっていました。
Windows Xp のパソコンでも特に不便はなかったので、積極的に移行する必要もなかったのでした。
特に大きな問題は、Windows 7 では、DOS 時代から使ってきた Turbo Pascal が文字化けのために使えなくなるということでした。
2010.10.1 http://o-tsu.seesaa.net/article/164287378.html
しかし、これについては、最近、Free Pascal を使うことで何とかなりそうだという感触を得ました。
2013.4.24 http://o-tsu.seesaa.net/article/356945881.html
新しいパソコンに乗り換えるときには、メールをどうするかという問題もありました。新旧それぞれで使うメールソフトが違うことはたいした問題ではありません。一番の問題は、毎日届くメールが、何十通も、何百通もメールボックスにたまっていて、旧パソコンに入っているそれら大量のメールを整理しないと、新パソコンに移行できそうにないということもありました。
オーツは、メールを読むのも遅れがちなのです。とにかく膨大な数のメールがやってきます。そして、過去2年ほど、仕事が忙しくて、メールが読み切れない事態になっていました。どうしても積み残しが出てしまうのでした。
しかし、4月からオーツの仕事の質が変わり、メールを順次整理する時間的余裕ができました。先日、ようやくたまったメールの整理が終わりました。
Windows Xp のメンテナンスが、2014 年4月で終了する
2013.4.10 http://o-tsu.seesaa.net/article/354715211.html
という話は、いよいよオーツの背中を押しました。旧パソコンをそのまま使っていると、Xp がサポートされなくなった時点でトラブルが起きる可能性が高くなります。
そこで、意を決して、連休の合間を縫って、旧パソコンから新パソコン(とはいえ3年前の機種!)への移行を行いました。
まず、旧パソコンの c: ドライブの全部のファイルを外付けのハードディスク(2TB)にコピーしました。これは、10日ごとに行っている全体バックアップで済むので、たいした手間ではありません。差分だけがコピーされます。
一番の手間は、外付けのハードディスクから各種のファイルを新パソコンのハードディスクにコピーすることでした。
オーツが各種データ(文書も含む)を入れているフォルダをコピーするだけでも、ファイル数が10万個、容量は 29.1GB ありました。さらに、CD-ROM や DVD-ROM をそのままコピーしているフォルダは、ファイル数が16万個、容量は 49.2GB ありました。(これでもだいぶ整理したあとなのですが、……。)
これらをコピーするだけでも数時間以上かかりました。
アプリケーションソフトや各種辞書などの新パソコンへのインストールにも時間がかかりました。
こうして、全部の移行が終わり、新パソコンが使えるようになりました。
そして、さらに、新パソコンのハードディスク(c:)の全体を(バックアップとして)外付けハードディスクに書き出しました。こちらも数時間以上かかりました。ここまで行って、移行は完全に終了しました。バックアップが外付けハードディスクにある状態になりましたから、新パソコンに万が一のことがあっても、外付けハードディスクからほぼ復旧できます。
あとは旧パソコンのデータ(文書)フォルダを削除することですが、これはまああまり急ぎません。1〜2週間は今のままにしておきましょう。どんなトラブルに遭遇するか、わからないからです。
オーツにとっては、ほんとに久しぶりのパソコンの移行でした。
オーツのメインマシンの変遷を見てみると、以下のようです。これは、デスクトップパソコンの使用をやめて、ノートパソコンになってからの記録です。
1995 NEC PC-9801 NX/C DOS 5.0
1995 NEC PC-9821 Np/810W Windows 3.1
1997 NEC PC-9821 Nr166/X30F Windows 95
1999 Gateway Solo 9100 XL Windows 98
2000 SONY VAIO 機種不明 Windows 98
2005 DELL Latitude D810 Windows Xp
2010 DELL Latitude E6500 Windows 7
以前は、1〜2年程度でパソコンを買い換えていたのに、最近はそうでもなくなっており、Xp は8年も使っていたことになります。3年間も移行をためらっていたなんて、いやはや、いやはや。
2013年05月01日
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