ネットを見ていて、ふと気がついたことですが、NEC PC-98 シリーズのパソコンが今でも売られています。
http://www.pc-98.net/
当然のことながら、中古品ですが、30年以上も前に、オーツが使っていた懐かしの機種もあります。
こういうのが今も売られているということは、根強い需要があるということです。
そういえば、10年くらい前の話ですが、ある人から頼まれて、NEC の PC-98 シリーズのデスクトップを1セットプレゼントしたことがありました。昔から使っている DOS 版のデータベースがあって、それで名簿管理などの仕事をしてきたのだそうです。そのソフトウェアの Windows 版はないので、もしも Windows に移行すると、新しいデータベースソフトを導入して、それにデータを移行しなければならず、それはそれで大変だという話でした。PC-98 が壊れたので、どこかに1台余っていませんかといわれ、もう使わなくなったデスクトップをオーツがクルマで運んであげたことを思い出しました。
そんなものですね。
古くなっただけでいろいろ変えていくことは、本当に「進歩」なのでしょうか。古いものをそのまま使い続けるという選択肢があってもいいと思いました。
考えてみれば、オーツのパソコンの使い方も、DOS のころから大きく変わったわけではありません。メールやネット閲覧には Windows のほうがはるかに便利ですが、ネット関連を除外すれば、DOS で十分なようにも思います。
2013年04月20日
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