2013年03月02日

ルーマニア人の少年が仲間の男と女性を刺す

 2月28日午前2時ころ、吉祥寺の路上で22歳の女性が刺されて死亡しました。
 オーツは、1日の朝、NHKのテレビニュースを見ていて、この事件を知りました。しかし、アナウンサーの話を聞いていて、どうにもよくわからなかったことがあります。
 ルーマニア国籍の17歳の少年が逮捕されたということに加えて、この少年が事件の直前に刃物を購入し、仲間の男と22歳の女性を刺したということを何回か言っていました。
 さて、「仲間の男」は、少年に刺された被害者なのでしょうか。それとも、少年と一緒に22歳の女性を刺した共犯者なのでしょうか。
 「少年が仲間の男と女性を刺す」というのは、二つの解釈が可能であり、「少年が[仲間の男と女性]を刺す」という場合は、仲間の男は刺された被害者ということになり、「少年が[仲間の男と]女性を刺す」という場合は、仲間の男は一緒に犯罪を犯した共犯者ということになります。
 「刃物で刺す」という行為は、普通一人で行うもので、仲間と一緒に行うものではないでしょう。もしかすると、仲間が女性を羽交い締めにして、17歳の少年が刺したということなのかもしれませんが、今回は後ろから(背中から肺にかけて)ざっくりと一発で刺したようです。
 また仲間を刺すということは、仲違いか何かがあったということで、これもちょっと信じがたい話だし、被害者が二人ならば、この仲間のケガがどんな状態か、何も報道がなされないのもおかしい話です。
 どちらの意味なのか、オーツは注意してニュースを聞いていたのですが、結局、わかりませんでした。
 ニュースを書いた記者(さらには校閲したデスク)は、どちらの意味か、わかっていたでしょうし、それが正しく表現されているかチェックしたでしょう。しかし、何も知らない人がこのニュースを聞くと二つの解釈が可能になるのでした。NHK側は、そこまでは思い至らなかったということでしょう。
 NHKは、もう少し気を付けてニュース原稿を作成してほしいと思いました。
 読売新聞の記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00001288-yom-soci
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130228-OYT1T01288.htm
によると「少年は、日本人の10代後半の遊び仲間の名を挙げて「一緒にやった」と話しており、同庁で行方を追っている。」ということですから、共犯者の意味であることがわかります。
posted by オーツ at 05:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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