2013年02月22日

家の「右隣」とは

 ある女性からのメールで気になる言い方がありました。
 以下のような住宅地がありました。上が北です。

   │お向かいの住宅│
───┴───────┴─────
      道路
──┬───┬────┬───┬─
  │Aさん│Bさん宅│Cさん│
  └───┴────┴───┘

 道路に向って、Aさん宅、Bさん宅、Cさん宅が並んでいるとき、その女性はBさん宅を基準にして、Aさん宅を「右隣」と表現したのです。
 これは、Bさん宅の玄関が道路に面しているので、Bさん宅に入ろうとする(道路側からの)視点で相互の位置関係を把握して、Aさん宅を「右隣」と表現したのでしょう。
 あるいは、もしかすると、南側が日がさしてくる方角であり、「前」であり「正面」ですから、(玄関の位置とは別に)無意識に南向きでものごとをとらえている可能性があります。昔はこういうとらえ方をする人がけっこうたくさんいました。
 一方、オーツだったら、Bさん宅の「右隣」といえば、Cさん宅を指し示すと思います。
 これは、Bさん宅中心に(Bさんの家の中にいて)北側の玄関の方を向いて右隣をこちらだと判断しているのでしょう。あるいは、もしかすると、俯瞰図のように地図(上が北側)を上空から眺めていて左右を判断しているのかもしれません。
 そもそも、オーツだったら「右隣」という言い方をしないと思います。体の向きがどちら向きかによって、左右の指す方向が異なるので、そういう言い方は(誤解を招くので)避けるようにしています。
 では、Aさん宅を指すときは何というか。オーツなら「西隣」といいます。これなら誤解は起こらないでしょう。
 オーツは『話を聞かない男、地図が読めない女』という本があることを思い出しました。
 「ある女性」というのは、実は妻のことでした。妻は地図を見ることが苦手です。
 ところで、オーツの自宅も、Bさん宅と同じような位置にあります。北側の道路に接して玄関があり、両側に他人の住宅があります。この場合も、妻は、自宅を基準にしてAさん宅を「右隣」というのでしょうか。自宅ならば、自宅の中から玄関を見るのが基準になる(したがってAさん宅は「左隣」になる)のではないでしょうか。
 今度、妻に聞いてみたいと思います。
ラベル:右隣
posted by オーツ at 04:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック