今回が初めてというわけではないのですが、オーツは、ずっと前に作ったプログラムをなくしてしまいました。
作ったのは、たぶん、1988 年ころです。当時は BASIC でプログラムを書いていました。あるところで、その計算結果を使った話をしていますが、それが 1988 年だったので、そのころプログラムを作ったに違いありません。
最近、ふと思いついて、当時のプログラムを探してみました。それをちょっと応用したい問題があったからです。話をしたときのハンドアウトは出てきたのですが、肝心のプログラムが出てきません。当時の BASIC プログラムの類が50本ほど出てきました。オーツが自分で圧縮ファイルにして保存しておいたのです。しかし、その中に、目的のプログラムはありませんでした。
当時は、フロッピーが外部記憶の中心でしたから、不要と思えば、消してしまったのでしょうか。自分のメインの言語が BASIC から pascal に移行する時期だったので、BASIC などはもう使うことはあるまいと考えたのかもしれません。
あるいは、今のパソコンのどこかに隠れているのかもしれません。念のため、パソコンのハードディスクの中を全部についてファイル検索をしてみましたが、やっぱり出てきません。
pascal にせよ、何にせよ、ゼロからプログラムを作るのは大変です。BASIC で書いたものがあれば、それを pascal で書き直すことは簡単にできます。
問題は、アルゴリズムなわけですから、こういうのは消さずに保存しておくべきでした。
話をしたときのハンドアウトにはグラフが載っているのに、そのグラフを書いたプログラムがないのです。
いやはや、いやはや。
今ならば、大きな声で「作成したプログラムを消すことはない。全部保存しておくべきだ。」といえます。パソコンのハードディスクが満杯になることはないからです。しかし、14年前のオーツは、そんなことを考えていなかったようです。
残念な、かつ反省するべき話でした。
ついでに、今回発見した話ですが、BASIC のプログラムはテキストファイルで残してありましたが、一部はバイナリ形式になっていました。BASIC 処理系があれば、それで読めばいいのですが、今となっては、そんなのは動きません。オーツが油断したのでしょう、たぶん。
2012年11月25日
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昔の環境を保存しているとはすばらしい。
見習うべきですね。
とはいえ、今回発見したバイナリ形式のプログラムは、再度使うかどうかわからないものですし、いざ、使うことになったとしても、その場で作れるようなものなので、わざわざ復活させるほどの価値はないように思います。
今回のブログに書いた、肝心の1本が見つかった場合は(それがバイナリであるならば)、ぜひ、復活していただければと思いますが……。
肝心のプログラムがバイナリで出て来た場合はどうぞお知らせください。