まったく、Word には怒り心頭です。
あるとき、エディタ代わりに Word を使っていろいろ書き足したりしていたら、つい何かの拍子に文書の大部分が消えてしまったのです。何かのキーを押したのですが、表の中のある欄が数十行クリアーされてしまいました。Word にそんな機能があるとは知りませんでした。
普段使っているエディタならば、こういうときでも復活させることができるのですが、使い慣れない Word では、そういうことができません。
オーツは、泣く泣く、再度ゼロから入力していかなければなりませんでした。
時間がないときに限って、こういうことが起こるのです。
オーツは、過去の失敗から、エディタやワープロソフトを使っているときは「30分ごとにセーブする」という方針でパソコンを使ってきたはずですが、つい、それをおこたってしまいました。
しかも、後から考えると、「回復は無理」と考えて、セーブをしないままに Word を閉じてしまったことも問題でした。閉じなければ、生き残っている部分だけでも活かせたはずなのに、……。ああ、くやしい。
実は、その文書の1段階古いバージョンがハードディスクに保存してあったので、それを使ってやり直せばいいと安易に考えたのでした。しかし、あとで古いバージョンを確認してみると、1段階とはいえ、それは2時間も前にセーブしたものでした。つまり、直近の2時間の作業が吹っ飛んだのでした。
もう Word は使うまい。
と心に決めたいのですが、書類を書くときに Word のフォームが示されて、これに記入してメールで送れといわれるのです。ああ、困った。
いくら普及しているからと言って、特定のソフトを指定して、それを使って文書を作成せよというのは止めてほしいものです。それを使っていない人もいるのですから。
2012.10.3 追記
ある人からコメントがあり、“戻る↓”のアイコンを押せばいいとのことでした。その通りです。
オーツはそういうアイコンがあることを知らなかったのです。Word の使い方のトップにもってくるべき一番重要な情報のように思います。
もっとも、そういう話を聞くと、自分の経験がいよいよくやしいものになって響いてきます。
2012年10月03日
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WordでもCtrl+ZとCtrl+Yで状態を1段階ずつ戻ったり進めたりすることができます。Windowsソフトの標準的なキー操作ですので、これなら記憶の負担にもならないのではないでしょうか?
お教えありがとうございます。
Ctrl+ZとCtrl+Yが Windows 標準とは知りませんでした。
Word の矢印アイコンで元に戻るより、こちらを覚えておくほうがいいかもしれません。
とはいえ、入力しながら使う方法ということになると、オーツの場合、たいていはエディタになってしまうので、あまり実用的ではないかもしれませんが。
ともあれ、次々とソフトに慣れていこうというのは、元々無理な話です。やりたいことは、ソフトに慣れることではなく、テキストなどを入れることなのですから。
説明不足でスミマセンでした。
オーツの場合、Mifes を DOS 時代のキー操作の設定で使っています。この場合は、Windows 標準の操作ができません。
たとえば、Ctrl+V で貼り込みができません。
Shift+F9 で行います。
元に戻る操作も、別のキーに割り当てられているというわけです。
昔のままに使おうとすると、新しいものにますます慣れ親しめなくなるという弊害もあるのかもしれません。
しかし、体に染みついた操作ですから、これを替えるとなると覚悟が要ります。
まあ、不可能ではないのですけれども、……。
私も相当保守的ですが、昔愛用していたVz EditorがWindowsに引き継がれなかったおかげで、Windowsの標準的なキー割当てに順応してしまいました。
VZ エディタはなくなってしまいましたが、WZ エディタが一応後継ということになると思います。
「WZ」の「W」は、Windows の頭文字ですよね?
あ、なるほど。WZ は VZ とまったく操作性が違うのですか。自分で使ったわけでもないので、勘違いのコメントをしてしまいました。
失礼しました。
エディタを替えるというのは、なかなかつらい経験だったでしょうね。