オーツが読んだ本です。380 ページを越える大冊で、結構長いものです。
日本人とは何かを論じています。扱う話題は歴史的なものから現代まで、日本国内だけでなく、世界中の話題が出てきます。それらを通して日本人を探るものです。オーツは読みながら、著者の知識の深さ、話題の広さ、そして解釈の適切さに感じ入りました。
読後感としては、これ1冊で世界の地理も歴史もわかったような気になるというところでしょう。
ところどころに「ここまでのまとめ」があるので、後日、内容を思い出すのに便利です。
書かれている内容があまりに多岐にわたるため、簡単に内容をまとめるわけにはいきませんが、久しぶりに「ものの見方」を教わったような気がします。
この本は、電子書籍でも発売されたとのことです。
http://www.tachibana-akira.com/2012/08/4679
オーツは古い人間ですので、紙のほうが読みやすいと思いますが。
2012年08月27日
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