2012年05月13日

中国旅行(7)峨眉山

 5日目は、成都からバスで峨眉山へ行きました。
 行く途中、高速道路に付設されたガソリンスタンドに立ち寄ってトイレ休憩をしました。そこには「超市」という名前の小さな売店がありました。キオスク並みの小さい店に「超市」と名付けているわけです。
 男子用のトイレは、全部の個室にドアがなかったです。ま、中国では普通でしょう。小用の便器の近くも床が濡れていて、ちょっと汚らしい感じでしたが、まあ、これもこんなものかもしれません。
 妻によると、女性用のトイレも同様で、一つだけドア付きのところがあったので、それを使ったということでした。スカートならばいいけれど、ズボン姿では、日本人には(他人の目が)気になって使いにくいということです。ガイドさんによれば、中国人の感覚では排泄は当然のことなので、ドアがなくても恥ずかしさはないということです。
 トイレの前には、生きているスッポンを売っているおじさんがいました。スッポンは、網に入って台に乗せられていました。1匹 2,000 元だそうです。こんなところでスッポンを買う人がいるのですね。

 峨眉山の入場料は120元でした。けっこう高いと思います。
 ガイドさんの話によれば、中国人の大学卒の初任給は月収 3,000 元くらいとのことでした。日本円で4万円程度ということです。それと比べたら、120元はかなりの金額でしょう。
 峨眉山の中は大型観光バスは通れないので、峨眉山専用のマイクロバスに乗り換えます。見ていると、2速で発進し、3速か4速で走ることが多かったです。
 このバス、途中で急に5分休憩しました。ガイドさんによれば、ブレーキとタイヤを冷やすためだという話ですが、疑わしいものです。この山道で加熱するでしょうか。また、5分ほど止まることで冷えるでしょうか。単なるトイレ休憩(お土産物屋さんの立ち寄り)ならば、はじめからそういってほしいものです。
 峨眉山のふもとで昼食になりました。
 昼食を食べたところから、歩いてゲートを通って、再度バスに乗ることになります。
 ここのゲートを通ろうとしてわかったのですが、チケットが写真付きだったのです。バーコードでどこかのセンターと通信して写真(最初の入口で撮影したものです)を表示し、それとの一致を確認するようになっていました。いやに近代的です。ところが、オーツたちのチケットは、ガイドさんが一度集めて再配布したため、写真が一致しないことになりました。係員が混乱し、ちょっと足止めを食らった形になりました。人数が多くなかったからよかったものの、大人数だったら大変なことになっていたことでしょう。
 それからさらにバスに乗って金頂という名前の山頂を目指しました。
 途中でバスを降りて、ケーブルカーの乗り場まで、登りの階段を30分ほど登りますが、ここは息が切れました。ちょっと厚着をすると汗がでるレベルです。金頂は標高が高い(約 3,000 メートル)と聞いていたので、黄龍並みということで、ツアー客の中には厚着をしてくる人が多かったわけですが、きっと大変だったことでしょう。
 歩いて登れない人のために、2人で担いで登るサービスがありました。

china16.JPG

 前後に担ぎ手が付き、ハンモック状のところに客が座るわけです。まあ、修行のために登るなら、こんなのは使わないのがいいでしょう。

 ところどころに絶景が広がるのですが、曇っていた(というよりは霧に巻かれていた)ので、全く見えませんでした。心の中の目で絶景を楽しみました。
 山頂近くまで登っていくケーブルカーは(往復で)65元でした。かなりの急角度で登っていきます。下の駅から出発すると、まもなく回り中が霧につつまれ、真っ白になります。ときおり、突然、木がぬうっと現れ、下に去っていきます。
 ケーブルカーを降りてからさらに歩きます。
 金頂というのは、金色の大きな仏像で、金色のお寺のお堂の上に仏像があるので、高さは相当あります。

china17.JPG

 丸いお堂の内部に入れるようになっています。入ってみたら、5人ほどのお坊さんが手を合わせ、歌を歌いながら周辺の壁に沿ってゆっくり歩いていました。観光客も数人が続いています。オーツたちも列に続いて2周しました。歌はグレゴリオ聖歌みたいで、お堂の中で声が響きあって荘厳な雰囲気が醸し出されました。お堂の周りにはたくさんの仏像が並んでいました。
 金頂でオーツは大便をしたくなりました。探すと近くにトイレがありました。中に入ると、老人用ということで、ドア付きの洋式トイレが一つありました。しかし、誰かが使っているようで、ずっとドアがしまったままでした。しかたなく、オーツはドアなしトイレを使いましたが、まあ用足しはできるものです。(とはいえ、他人が通らない一番奥の個室を使いましたが。)床は全面的にびしょびしょで、これが中国の標準です。掃除したばかりという意味でしょう。トイレの出口には、しかし、温風で手を乾燥させる装置がありました。アンバランスですね。
 帰りもケーブルカーを使って降り、マイクロバスに乗りました。
 マイクロバスでは、オーツは、前のほうのフロントガラスが全部見える席に座りました。シートベルトがなかったので、衝突すれば、フロントガラスを突き破って外にとばされることになります。
 往復2車線のくねくね道がずっと続きます。
 マイクロバスは、遅いトラックだけでなく、普通に走る乗用車数台を追い越しました。もちろんセンターラインが黄色のところです。くねくね道で、前方が見通せないところです。こんなところでこんなことをするでしょうか? どうみても、前方確認は十分ではないようです。まあ、ドライバーはいつもこの道を走っているのでしょうから、道がわかっているということはあるでしょう。それでもちょっと怖さを感じました。
 何といっても、マイクロバスのスピードが速いのです。オーツ自身は自分のクルマで峠道をドライブするのが好きですが、それでも、こんなにスピードを出さないし、もちろん追い越しなんてせずに、前のクルマに従ってついていく程度です。でも、このマイクロバスは、遅いクルマはどんどん追い越す主義のようです。
 ところが、この速いマイクロバスを追い越していく乗用車があるのですから、上には上があるといったところです。
 マイクロバスで報国寺まで行きました。この寺は大きいです。坂の途中に作った寺です。
 オーツは30元でろうそく2本と線香3本のセットを買って献灯しました。

china18.JPG

 今日も歩き疲れた1日でした。
posted by オーツ at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック