2012年05月09日

中国旅行(3)成都から九寨溝へ

 2日目の夜は、九寨溝(きゅうさいこう)への移動です。成都空港で九寨溝黄龍空港行きの飛行機を待つことになりました。
 ゲート前の待合コーナーのイスで待っていると、周りの中国人のおしゃべりが聞こえてきました。隣あった席でもすごい剣幕で話をしています。まるでケンカしているみたいです。しかし、ぜんぜんケンカではなく、グループで単純に話をしているだけです。こんなおしゃべりが延々と続きます。いったい何を話しているのでしょうか。中国語がわかればそれはそれでおもしろそうですが、オーツにはそんな能力がありません。ちと残念でした。
 ときおり、空港の係員が何事かを叫びますが、その声はいよいよ大きく、ターミナルビル全体に響きわたるかのごとき(ちと大げさかな)大音声でした。マイク+スピーカーは使うまでもありませんでした。
 成都の空港では4歳くらいの小さな女の子も飛行機を待っていました。この子がまたいたずらで大騒ぎでした。イスの列の間を走り回ったり、靴を脱がずにイスに上がったり、ときおり奇声を上げて、何かを叫びまくります。周りの人の膝などを触ったりもします。コップに入れた水を飲み始めたときには、オーツはかなり心配になりました。母親に「飲め」という意味でコップを押しつけたりしています。この子がふざけていて、オーツが座っているところにやって来て、オーツの両足の間に挟まるようなことも起こりました。
 待合コーナーにいる人にとってはかなり迷惑ですが、両親とも(30代半ばくらいでしたが)特に気にするわけでもなさそうです。この調子でいくと大変な子供が育っていきそうです。これが一人っ子政策による「小皇帝」なんだなあと思いました。
 飛行機便が遅れて、待合いコーナーは大混雑でした。17:30 の便が 19:30 になっても出発していない状態で、オーツたちが乗る予定の便(19:25 発)はさらに遅れているのでした。
 こういうときに待合コーナーで待っているのはけっこうつらいものがあります。空港のアナウンスは中国語と英語だけですし、英語も聞き取りが難しいと思います。居眠りをしているわけにもいきません。いつ状況が変わって出発となるか、わかりません。
 しばらく待って、やっと出発となりました。
 九寨溝黄龍空港に着いて飛行機を降りるときには、気温が全然違いました。成都では初夏の陽気だったのに、こちらは5度(機内アナウンスによる)です。冬です。さっそくツアー客たちは温かいジャケット類を取り出してはおっていました。
 気温が低いだけではありません。九寨溝は、高地にあるので、気圧が低いのです。空港は標高 3,500 メートルのところにあります。山の上に空港があるのです。空港のターミナルビルまでボーディングゲートのちょっとしたスロープを歩いていくときに足元がふらふらすることに気がつきました。また、心臓がどきどきします。鼓動がはっきり聞こえます。脈が速くなっています。高山病というほどではありませんが、それなりに影響を受けるようです。

 九寨溝の空港からホテルまで2時間ほどのバス旅になります。はじめは車内の照明をつけていましたが、ガイドさんからの宿泊などの説明が終わった後、バスは車内の照明を消して走りました。真っ暗な中ですから、することもないので、オーツは眠ったりしていました。そのうち、バスの車内がガソリン臭いことに気がつきました。ドライバーがバスを止めて、エンジンなどを点検していましたが、よくわかりません。乗客の半分程度はマスクなどをしていました。みなさん、よくマスクなどを持っているものですね。
 あまりにガソリン臭いので、一部の乗客が苦情を言いました。九寨溝が近づき、車内の照明をつけたら、なんと車内が煙っていました! 運転手が再度車外に出て調べましたが、原因がわかりません。前の方のエアコンが設置されているところを運転手が持ちあげて、ムーンルーフのようにして、外気を取り入れながら走りました。
 まさか、バスが爆発するようなことはないでしょうが、かなり驚きました。
 中国では、いろいろなことがあります。すべてのトラブルは「珍しい経験」くらいに思わないといけません。日本では(日本人にとっては)珍しい経験でも、中国ではそんなに珍しいことではないのかもしれません。
ラベル:中国 成都 九寨溝
posted by オーツ at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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