先日、オーツがそこに座って用足しをしていると、目の前の壁に手書きの張り紙がしてありました。張り紙自体は何年も前から張ってあったものです。
こう書いてありました。
お願い
ペーパーをまとめて流しますと排水管が詰まり水が溢れ出して来ますので、ぜひ 流さない様にお願いします。
なるほど、わかります。きっと以前に排水管が詰まって水があふれる事故があったのでしょう。修理したら、トイレットペーパーの固まりが出てきたというわけです。
しかし、よく考えてみると、この掲示の内容は変です。
ウォシュレットを使って、お湯でおしりを洗った後は、水気をどうとるのでしょうか。オーツは、普通、トイレットペーパーを適当な長さに切り、それを適宜くしゃくしゃにまとめるようにして、おしりをふきます。これが早くて確実で快適な方法です。
つまり、ウォシュレットではたいてい「ペーパーをまとめて流す」ことになります。
中には温風で乾燥させる人もいるでしょうが、少数派だろうとみています。
この張り紙がしてあるトイレのウォッシュレットは、乾燥機能がついていませんでした。ということは、必然的にペーパーをまとめて流すことになります。これをしないという選択肢はありません。
張り紙の趣旨は、ペーパーを大量にまとめて流すことはしないようにという意味でしょう。しかし、トイレットペーパーをどれくらいの量まとめて流すと排水管が詰まるのでしょうか。これはなかなか難問です。実験するわけにもいかないし、確実なことはいいにくいものです。
ということは、この張り紙は結果的に無意味だ(効果がない)ということです。
2013.1.30 追記
この話の続きを
http://o-tsu.seesaa.net/article/316994764.html
に書きました。
よろしければご参照ください。