21日(土曜日)の午後、オーツが何の気なしにテレビをつけたら、卓球の全日本女子シングルスをやっていました。準決勝から見始めたのですが、何というか、その緊張感がすごくて、テレビが消せなくなってしまいました。
決勝戦の石川佳純選手と福原愛選手の一戦など、素人目にも、すごい試合だと感じました。サーブを打つ前後の両者の緊張した表情が何ともいえません。また、スピードがものすごく速くて、あんなことでラリーをしているなんて、まさに信じがたいレベルです。しかも、単にボールを相手コートに返すだけではなくて、相手の弱点を突いたり、コートのギリギリのラインを狙ったり、相手を揺さぶったりするわけですから、その技量たるや、まさに超人としかいえません。まさに驚きの試合運びでした。
NHKのテレビカメラのとらえ方もうまいものです。両者の表情をいかんなくとらえていました。
福原愛選手が勝って優勝した瞬間、ほっとした表情になり、さらに、試合後のインタビューなどでは、にこやかな表情になり、ときおり笑顔がこぼれ、試合中の集中した(ある意味で恐い)表情とは打って変わって、かわいらしくなっていました。その変化の大きさにも驚きました。
本番のこの一瞬のために、どれだけ努力が重ねられてきたのでしょうか。福原愛選手は、3歳で卓球を始めて現在23歳、選手生活20周年というわけですが、全日本では、なかなか優勝できなかったということですから、超人でもまだその先があるということなんでしょう。
テレビを見て、久しぶりに感動したので、ブログにも書いておきましょう。
愛ちゃん、おめでとう。
2012年01月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック