年末が近づいてきました。
何かとあわただしい中、オーツが住んでいる地域の警察署から、回覧板が回ってきました。
「確実に安全確認をしましょう! ★ドライバーの皆さん★ 重大事故は、自宅から2km以内で多く発生しています。【後略】」
オーツは、またかと思いました。警察署はいつまでこういう誤解に基づく情報を流しているのでしょうか。
それは、「重大事故は、自宅から2km以内で多く発生しています。」は正しいでしょう。しかし、元々、自宅の近くでクルマに乗ることが多いのです。どんなに遠くまでクルマで出かけても、最終的には自宅に帰ってきます。ですから、クルマがどこを移動したかを記録すれば、自宅の周辺が多くなるに決まっています。したがって、そこで事故に出くわすことが多いのは明らかです。
事故率でいえば、運転距離 1km あたりの事故発生件数を調べなければならないのです。
そうすれば、当然のごとく、遠方(知らない場所)のほうが事故発生率は高く、自宅近辺のよく知っている場所は事故発生率が低くなるのが当たり前なのです。
「重大事故は、自宅から2km以内で多く発生しています。」は、正しいけれど、間違っています。
いつになったら、こういう間違いが直るのでしょうか。もしかして、警察は、こういう間違った情報を信じているのでしょうか。だとすれば、根はいよいよ深いものになります。う〜ん。
2011年12月19日
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