オーツがよくいく近所のスーパーで、いくつか食料品を買ったときのことです。
レシートをよくチェックしないままに自宅に帰ってきたのですが、冷蔵庫に食料品を入れながら、気がつくと、178円のものがレシート上「198円」となっていました。食料品には「178円」の値札がついていました。
オーツは20円高い金額を支払ったことになります。
ここでスーパーに出向いて、20円を返金してもらうか、そうしないか、若干悩みました。
たった20円のことですから、わざわざ出かけるまでのこともないという見方もできます。オーツの時給が 3,000 円だとすると(実際にもらう給料を考えれば、時給はもっと高いと思います)、スーパーまでの往復とレジ係との交渉で5分かかったとして、機会費用は 250 円かかるのです。250 円かけて、20円をきちんと精算しても、無意味というものです。
しかし、一方では、こういう間違いは気になります。レシートを打つとき、レジの担当者が価格を目で見て打ち込んだわけではなく、商品についているバーコードを読み込んで会計処理をしました。ということは、お店が使っているバーコードと価格の対応表が間違っているわけで、20円余分に払っている人はオーツだけではなく多数いることがうかがえます。
ちょっと雨が降っていたので、出かけるのは躊躇しました。(歩いていくと、往復20分はかかるでしょう。機会費用が 1,000 円かかるわけです。)
その後、雨が上がったので、自転車でスーパーに行き、レシートと現物を見せて20円をもらってきました。スーパーでは、さっそくバーコードと価格の対応表を修正していました。
正しいことをしたという満足感がありました。
2011年08月12日
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