いざ、ゆれ始めてからけっこう長くゆれていたと思います。その間、何をするべきか、考えても、よくわかりませんでした。オーツは自宅にいたのですが、ガスを使っていたわけでもないから、元栓を閉める必要もなかったし、高いものの近くに行かないということでは、ぼんやりと部屋の中央にいただけでした。
どんな行動をするかを事前にきちんと決めておくようなことをしないと、いざというとき、まったく動けないのだということがわかりました。いい経験になりました。
それにしても、地震が起きたあと、NHK を見るようにしたら、リアルタイムで中継される映像のすさまじさに驚きました。土砂などと一体化した津波の恐さを痛感しました。
オーツのところでは、ガスが止まってしまったことと、本が本棚から落ちて散乱したことくらいで、実質的な被害はなかったようなものです。
それにしても、その後、何回もゆれたのにはまいりました。仕事が手に付きませんでした。
オーツとしては、生まれて初めての大きな地震の経験でした。
なお、家族・親戚と連絡を取ろうとしましたが、ケータイも固定電話もつながりにくくなっており、着信があっても、折り返しの送信ができないことが多かったです。メールのほうが確実でした。大規模災害時にはメールが重要です。これまた、今回得られた貴重な経験です。
9:25 追記
ガスが止まったのは、東京ガスがガスの供給を止めたわけではなく、ガスメーターが地震を検知して自動的に供給を止めたようです。東京ガスのホームページを見たら、ガスメーター復帰の手順が書いてあったので、それにしたがってやってみたらガスが使えました。
これで料理も風呂も給湯もOKになりました。
オーツは、1日近く気がつかないままでした。
ラベル:地震