オーツが過去に書いた文章の一部が、某大学の入試問題に使われました。
これが、過去問題集に収録されることになり、著作物の二次使用ということで、あるところから著作権者(オーツのことです)に許諾を求めてきました。
もちろん、許可しましたが、添付されていた入試問題の現物を見て、びっくりしました。
オーツの書いた短文から、1箇所ですが、「変化の」がすっぽり抜け落ちていたのです。したがって、その部分の文章の趣旨が違ってしまっています。
これは某大学のミスですが、受験生諸君には、意味の通らない文章を読ませてしまったことになるわけで、申し訳ないことになってしまいました。
こんなことがあるのですね。
もちろん、過去問題集に収録する際に、このミスプリを直した上で収録するようにという条件を付けました。また、某大学にも間接的に連絡したことになりますが、それにしても、大学入試問題のミスは、受験生に対する影響を考えると大きなものがあります。
今回、オーツは、問題文をざっと一読しただけで、意味が通らない箇所に気がついたわけです。そのくらい発見が容易なミスです。入試問題は、印刷する前に出題者が何回か校正するものですから、それをくぐり抜けてしまったということが不思議です。
2010年04月24日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック