もちろん、卵は割れ、冷蔵庫の前に敷いてあったカーペットを拭き取るのが大変でした。
生卵を落としたのは、オーツの過去の記憶にないくらいで、数十年ぶりだろうと思います。(もしかして、生まれて初めてかも知れません。)
なぜ落としたかと言えば、それは手に脂分が少なくなったからです。
年を取ると手がかさかさしてきて、たとえばポリ袋に何かを入れるときにさっと入口を広げるようなことができにくくなり、指をなめたりしてからポリ袋をこするようなことをすると聞いたことがあります。しばらく前の話です。
オーツの場合、まさにこれです。東京都指定のゴミ袋など、いつのころからか、開けにくく感じていました。
そして、生卵の場合も、手の脂分が少なくなり、滑りやすくなっていたのです。
生卵1個で自分自身の老いを感じてしまったわけです。
いやはや、いやはや。
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