2010年03月05日

赤木智弘「「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」

 これは、朝日新聞社から出ている「論座」2007年1月号に掲載された論文で、当時、大いに話題になったようです。「ようです」というのは、オーツはそのあたりの事情をよく知らないからです。
 今は、この論文そのものがネット上にあります。
http://t-job.vis.ne.jp/base/maruyama.html
 そのあとの続編もあります。
http://www7.vis.ne.jp/~t-job/base/maruyama2.html
 オーツが読んだのは、高橋源一郎『大人にはわからない日本文学史』の中に上記論文への言及があった(石川啄木と並べて論じている)からなのですが、高橋源一郎は赤木智弘に直接会って話を聞いているのですね。
http://www.mammo.tv/column/genichiro_takahashi/20080308.html

 で、この赤木智弘の論文に対して池田信夫がブログでコメントしているのですが、
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/86fa6ac085258996d4f3d1ae3fc61b49
この記事に対するコメントが 125 件もあったというのが驚きです。いかに多くの人の関心を呼んだかがうかがえます。
 同様の話は他にもあって、
http://blog.yomone.jp/kayano/2007/03/post_98c7.html
のようなところにもコメントがたくさん付いています。
 なるほど、ブログの世界で注目されるとはこういうことなんだということがわかります。
 ブログの世界で注目を浴びているかどうかがコメントやトラックバックの数でわかるとすれば、これはマスコミなどの既存の文化(何をどう記事にするかという記者たちの判断も含めて)への強烈なアンチテーゼにもなりうるわけです。ブログは、新しい論壇の登場といったことになるのでしょうか。

 ちなみに、赤木智弘は 2007年10月に『若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か』(双風舎)という本を書いていますが、amazon に掲載されている「一読者」さんの以下のコメント(2008.12.5)
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4902465124/ref=cm_cr_pr_link_3?pageNumber=3
には、まったく同感でした。
ところで、「丸山真男をひっぱたきたい」って、軍隊の下っ端いじめとしてぶん殴りたいという意味だったのか。
「戦後民主主義の象徴的な存在である丸山真男と喧嘩したい」ということかと深読みしていた自分が馬鹿だった。

 他の amazon のコメントもおもしろくて、楽しめました。オーツはこの本そのものは読んでいないのですが、……。コメントを楽しんでいるだけで、本そのものを読まないというのはよくないことですね。
posted by オーツ at 05:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

『若者を見殺しにする国』@赤木智弘
Excerpt: 若者を見殺しにする国筆者は「『丸山眞男』をひっぱたきたい----31歳、フリーター。希望は、戦争。」という衝撃的な論考が話題を呼んだ赤木智弘。彼は同世代のフリーターということで注目していました。衝撃的..
Weblog: サラリーマンによるサラリーマンの為の資産形成術☆
Tracked: 2010-03-26 22:31