忙しい状態が続くと、時間の余裕がある状態にあこがれます。退職です。しかし、勤め人にとって、退職はすなわち給料なしということになります。
今のオーツの保有資産と生活レベルを考慮すると、今の保有資産だけでは一生食べていけるというにははなはだ心許ないので、必然的に、退職すれば生活レベルのダウンになります。これでは、時間には余裕があっても、人生としていかがなものかと思います。
しかし、本業を辞めることができたら、それはそれで幸せなのではないかと感じています。
今退職するのがむずかしいとすれば、定年退職を待つ気分になります。
もっとも、定年後の自分の状態を想像することができないし、人は皆、自分が年取ったときのことはわからないのですから、単なる想像にしかすぎません。
30歳のころ、オーツは、ふと、定年がすぐそばにきているような気がしていました。だって、それまでやってきたことはごくごくわずかなことなのに、今後、仕事を続けても、たかだかその2倍しかできない(60歳を定年と考えて)ということに気がついたからです。60歳くらいまでは「あっという間」だと思っていました。
今、60歳の数年前ですが、まったくその通りです。「あっという間」に60歳になろうとしています。
人生とは、こんなものなのでしょうかね。
2010年02月13日
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