2009年11月01日

稲垣朝則(2009.7)『ミニバン車中泊バイブル 新版』毎日コミュニケーションズ

 オーツが読んだ本です。
 ミニバンで車中泊をしようという本です。
 キャンピングカーではなくて、ミニバンというところがユニークです。
 本書を読むと、著者は自分のミニバン(ボンゴフレンディ)に自分で手を加えています。ベッドをどう組み込むか、キッチンをどうするかといったあたりの工夫はまさに驚きです。その結果、ミニバンで十分長期の車中泊旅行ができるようになっています。実際、著者は、夫婦と子ども2人で北海道を17泊18日の旅程で回ってきたとのことです。
 では、オーツも真似をして車中泊をしながら旅行する気になったか。いや、止めておきましょう。
 本書を読むとわかりますが、稲垣氏は実にマメな人です。そういう人でないと快適な車中泊は楽しめないでしょう。
 本書の一番の売りは、どこにどういう工夫をすればいいかが具体的に書かれていることです。たいへん興味深く読みましたが、しかし、一般人が真似をしようとすると、それはそれで大変なように思います。
 もう一つは、ボンゴフレンディのようなクルマなら、ここに書いてある実践例を真似することができそうですが、他のミニバンでは無理そうです。あまりにもスペースがありません。後部座席にベッドをしつらえたほかに、折りたたみ式のテープルとイスや冷蔵庫、予備バッテリーなどを積み込むとなると、まず不可能です。ステップワゴンならば可能かもしれませんが、そのためにわざわざ車を乗り換えるまでの決心はつきません。
 一人で出かけるならば、そこまで徹底しなくても、適当に車中泊することができます。長期の旅行では疲れがたまって無理でしょうが、数日くらいならばこれで何とかなります。
 2人以上で旅行するならば、狭いミニバンでなく、旅館や民宿など適当な宿泊施設を利用したほうがはるかに快適なように思います。
 まあ、そんなことを考えているようでは「車中泊マニア」にはなれるはずがありません。
 本書は、1000 円高速になったから、車中泊を実践しようという人向けの本でもあると同時に、そういう工夫を楽しむ(自分ではやらない)人向けの本でもあると思います。車内の話だけでなく、駐車場所の話など車外の話もおもしろく、読んでいて楽しいです。
 なお、本書の一部はネットでも読むことができます。
http://www.ne.jp/asahi/modern/autocamping/
http://outdoorweb.blog77.fc2.com/

ラベル:稲垣朝則 車中泊
posted by オーツ at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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