特に、昭文社の東京都区分地図はB5判の1冊の冊子体の地図帳でありながら、区ごとに見ることができるので、重宝していて、1970年ころから数年おきに購入してきました。古いものも取っておくと、だんだんと街が変わってくるようすがわかるので、おもしろいと思います。昔の川が暗渠になったりするのもよくわかります。
最近、手元にあるものが古くなったように思ったので、(奥付を見ると 2001 年でした。8年も買っていなかったのですね)本屋さんに買いに行きました。ところが最新版が売られていないのです。
地図のコーナーには、道路地図はたくさんあるのですが、区分地図は他府県のものしかなく、今や地図が売れなくなってしまったのかとがっかりしました。
アマゾンで調べてみても、東京都区分地図は2000年のものまでしかありません。
地図に関していえば、確かに、たいていはネットで間に合ってしまいます。古い地図を経年的に買っておくというのも、趣味でしかないでしょう。しかし、オーツは残念に思いました。ネットの地図も、古いものを含めて見られるようになっているといいのですが、実際は最新版だけです。需要からすれば、もちろん最新版が重要なのはわかります。しかし、それだけが需要ではないはずです。
何か、一つの文化が消えてしまったような寂しさを感じました。
今後は、道路地図を捨てないで取っておくことになるのでしょうか。
ラベル:東京都区分地図
私も同様に区分地図が欲しかったんですが、
最近なんとなく見てたら発見しました。
(検索のなかでこのブログもヒットした)
今まで見逃していたのか、
需要があって復活したのか?
早速amazonで注文しちゃいました。
昭文社は無いですね。
東京地図出版(ミリオン)
ミリオンダイナミック首都圏区分地図
\1800
2010/05刊
東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県の市区分図を1冊にまとめた地図帖です。
http://www.chizu.co.jp/publishing/dynamic.html
なるほど!
やっぱり、需要があれば供給ありですね。
ミリオンシリーズは、何冊か買ったことがありますが、やや見づらい感じがします。でも、ないよりはずっとマシです。
これを買うべきか否かでちょっとだけ迷いますが。
最近は、いやいやながらロードマップになれてきたので、区分地図がなくても間に合うような気がしてきました。
お教えありがとうございました。