まずは、リリーパーク
http://lily.fujiten.net/
です。
オーツたちは8月15日(土)に行きました。今年の営業期間は7月18日から8月下旬までだそうです。台風の後ということもあり、若干見頃をすぎていましたが、それでもけっこう楽しめました。
各種のユリが植えられ、その間を歩いているとユリの花の香りがただよってきます。
つぼみ状態のユリも多数あり、これから楽しめるところもあります。
ここは、冬はスキー場になるところです。リフトを利用して上り、歩いて下ってくるというスタイルで、園内をずうっと観察できるようになっています。ユリの咲く時期の違いがあるので、下ってくる順路を案内板で示してあります。したがって、観光客はいつも最適なルートを歩くことができます。
時期が合えば、リリーパークはおすすめの場所になると思います。
せっかくなので、オーツが撮った写真を1枚載せておきます。
次はスキーのときに来てみたいと思いました。
8月16日(日)には、西湖コウモリ穴と青木ヶ原樹海ツアーに行きました。
青木ヶ原樹海のネイチャーガイドツアー
http://www.mfi.or.jp/tanken/koumori/koumori.html
http://www.fujisan.ne.jp/nature/jukai.php
http://1go2go.or.tv/asoblog/archives/000505.html
は、コウモリ穴のところから出発し、距離的にはそんなに長いものではないのですが、ガイドさんが付いていろいろと説明してくれます。ただ単純に歩き回るよりもずっとおもしろいものです。青木ヶ原というのは、青い木、つまり若い木がずうっと広がっているところから名づけられたとのことです。何と安易な命名でしょうか。樹海というのは、遠くから見ると、木の高さがほぼ一定で、まるで海面のように見えるからだそうです。なぜ木々の高さが一定になるかというのもおもしろい説明でした。木は競って生長して光を求めるというのです。しかも、他の木よりも高くなると、風が強く当たったりして倒れたりする(溶岩の岩の上に木が生長していくので、しっかり根を張ることができない)ので、光が充分得られる高さまで伸びるとそれ以上高くならないのだそうです。
樹海の中はさまざまな木がありました。中にはひねくれた成長ぶりを示すものもありました。
自然の作り出した驚異です。木が倒れたりした跡だとのことです。このあたりの木は、根が張っていないので、倒れやすいのでしょう。
オーツは、道端に落ちている木片の1枚を何気なく裏返してみました。もしかしたら木片の裏に虫でもいるかなと思ってのことでした。すると、ガイドさんに怒られてしまいました。そういうことをすると、空気の入り方が違ってきて、落ち葉が腐葉土になったりするスピードが変わってしまうのだそうです。100年分くらいの成長の差の影響を与えてしまうとのことでした。
1時間ほどのツアーでしたが、これはとても貴重な経験でした。
それから西湖コウモリ穴
http://www.fujigoko.co.jp/ashiwada/koumori.html
http://www.fuji-kawaguchiko.com/022sightseeing/57far/koumori/
http://www.saiko-kankou.jp/cave.html
に入りました。
ヘルメット着用で洞窟に入ります。
中には実際にコウモリが生息している場所もありますが、人間が邪魔しないように、柵で保護されています。
洞窟の中は、水たまりがあったりして、ところどころ腰をかがめないと通れないところもあり、ヘルメットは必須です。
こういう洞窟ができたことも不思議な話です。溶岩が固まるときに、表面が先に冷えてかたまり、その下の溶岩部分が流れ出て洞窟ができたという説明でした。理屈はわかりますが、実際に洞窟の中に入ってみると、そんな説明は吹っ飛び、自然の不思議さを感じてしまいます。
2010.1.4 追記
リリーパークの冬版、ふじてんスノーリゾートに行きました。そのときの話を
http://o-tsu.seesaa.net/article/137339107.html
に書きました。
よろしければご参照ください。