オーツが読んだ本です。「詐欺を追いつめる報道記者」という副題がついています。
いつだったか、日本テレビで振り込め詐欺の相手に電話をかける番組をやっていて、オーツはたまたまそれを見たのです。その内容が、今は文庫化されて読むことができます。
番組で扱ってきたものの代表例を収録しています。迫力があります。電話1本でなんでも解決するというわけにはいかないけれど、それにしても、徹底的に取材し(関連情報を確認し)ながら何回も電話をかけるやり方は「執念」を感じさせます。ここまで徹底的にやられたら、詐欺グループもお手上げでしょう。
今では「イマイ」という名前は、有名になりすぎて、もう通用しないでしょうが、そうなるくらいに、何回もテレビ番組で取り上げられたようです。
振り込め詐欺には、引っかからないと思っていても、個人レベルではなかなかそうはいかないものですからね。
オーツも、今は心配していませんが、あと20年もしてから振り込め詐欺にあったら、動転して何をしでかすか、わかりません。
2009年07月02日
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