2009年03月20日

アメリカの新聞の危機

 アメリカの新聞の話ですが、あのニューヨークタイムズでさえ危機を迎えているようです。
http://diamond.jp/series/beyond_valley/10035/
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/m20090312001.html?C=S
ネットで済ませる人が増えて新聞が売れない、広告が取れない、といったところでしょう。新聞記事のネット閲覧を有料化したいというのもわからないわけではありません。
 そんな中、3月17日の日経新聞の夕刊で、シアトル・ポスト・インテリジェンサーが電子版に移行するというニュースが出ていました。
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS2M1700N+17032009
でも、似たようなニュースがあります。「米シアトルの老舗新聞、電子版に完全移行 広告収入急減で」ということです。電子版の読者 180 万人に対して、新聞発行が12万部というのでは、紙での製作は困難でしょう。
 同じニュースはあちこちに掲載されています。CNN のニュース
http://cnn.co.jp/business/CNN200903170007.html
は、さすがに独自取材に基づくようです。
 共同通信社からの配信記事は、たくさんのサイトに掲載されていますが、まあどれでも同じはずです。以下にいくつかを示しておきます。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20090317-472152.html
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2009/03/17/20090317010002541.html
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/business/CO2009031701000252.html
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story/17kyodo2009031701000252/
 この記事でわかることは、ネットの影響力がいよいよ新聞社にまで及んできたということです。日本では、新聞の個別配達という制度がありますから、アメリカよりは新聞が長持ちすると思いますが、それにしても、最近の若い人の新聞離れは激しく、新聞がいつまでもつのか、心配に思っています。将来的には、どこかの時点で今の形の新聞が消えるように思います。オーツが死ぬまで30年くらいありますから、それまでには今の形の新聞はなくなっていると予想します。
 しかし、新聞の機能はなくなりません。社会の中では、何らかの形で、ニュースを集め、編集し、配信する機能が必要ですし、それを専門とする組織(新聞社? テレビ局? 第三者?)は存在し続けるでしょう。それにしても、記事の有料配信が簡単に実現できるようにも思えないし、今後の見通しとしてはかなり悲観的にならざるを得ません。ネットが新聞の機能を代替できるでしょうか。

 最近のマスコミに対して、非難する人もいろいろいます。
 上杉隆氏の「漆間発言で思う、「オフレコ」を当然と思う日本メディアの甘さ」
http://diamond.jp/series/uesugi/10069/
などを読むと、日本のマスコミのいいかげんさにあきれるばかりですが、それでも、オーツは、新聞社はないよりもあったほうがいいと思います。

posted by オーツ at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック