前著『酷道をゆく』
2009.1.10 http://o-tsu.seesaa.net/article/112398826.html
の続編です。
前著と同様、国道の中の「酷い道」のオンパレードです。写真付きで紹介されています。
p.53 には、安房峠や松姫峠が掲載されており、オーツもその昔、ここを通ったことがあるので、「そうだったよなあ」という感慨を抱きました。
オーツが読んでいて思わず吹き出してしまったのは、国道をたどっていったら、何と、トイレの中を通り抜けていたという話です。p.56 にあります。国道 140 号線です。信じられない話です。
今回は、酷道走行映像を収録した DVD が附属しています。見てみると、動画ですから、写真よりも具体的で迫力があります。まさにバーチャル経験です。それにしても、こんなことを録画し編集したというのは大変なことだったろうにと思います。本書の p.67 から動画の作成手順が示されますが、かなりのマニアでなければ、こんな手間のかかることはしないでしょう。
今回は「酷道」だけでは1冊にしにくかったためか、険道(県道の危険な道)や廃道も紹介され、さらにジャンクションや坂道など道路関連の話題も収録されています。
クルマ好きの人は、こういう本を読んでみるのも楽しいと思います。
ラベル:酷道