2008年07月18日

大山典宏(2008.1)『生活保護VSワーキングプア』(PHP新書)PHP研究所

 オーツが読んだ本です。「若者に広がる貧困」という副題が付いています。
 著者の大山氏は長年生活保護ケースワーカーをやってきた人で、ボランティアでウェブサイト「生活保護110番」を運営しているとのことです。
 各種統計データが駆使され、生活保護の実態が余すところなく描かれています。今の日本でも、生活保護を受けなければならない人が142万人もいることがわかりました。これはかなりの数です。人口比で 1% を越えています。
 具体的なケースについても記されており、生活保護を受けなければならなくなった人たちがどんなだったか、わかります。けっこう悲惨な例が多く、これでは生活保護もしかたがないと思いました。
 今のワーキングプアの増大は、日本の将来に対する大きな不安要因です。数百万人が無年金になれば、生活保護に頼らざるを得ないかもしれません。
 日本社会のあり方を「生活保護」という視点からとらえた本だと思います。


posted by オーツ at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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