ブラジルで普通のクルマで走ってスピードオーバーで捕まった人の話です。監視カメラの記録によると、なんと時速880キロ出ていたとのことです。
http://news.livedoor.com/article/detail/3688231/
明らかに監視カメラの間違いで、常識で考えて、こんなスピードが出せるはずがありません。「監視カメラはどこもおかしくない」といった人は、自分の頭がおかしいのではないでしょうか。
ここまでは笑い話のようなものですが、このために罰金を払うはめになったとなると、大問題です。
裁判に訴えれば、勝訴間違いなしだと思いますが、この人は素直に罰金を払うようです。オーツはことの顛末に納得がいきません。
ところで、思考実験してみましょう。普通のクルマのエンジンでは、とうてい力不足ですから、時速880キロまで加速できませんが、外部から力を加えてやった場合はどうでしょうか。カタパルトのようなものを利用すれば大きな加速もできるかもしれません。(長い坂道では力不足でしょう。)
そのようにして加速した場合、クルマのどこが壊れるでしょうか。
オーツの予測では、タイヤが破壊されると思います。
車輪が予定外の超高速回転をして、タイヤに遠心力が働き、タイヤが破壊されて飛び散るでしょう。
次の可能性として、空気の流れによって車体が浮き上がってしまい(飛行機の翼の原理と同じです)、それでも加速されるとクルマが空中に飛び出して地面に激突ということになるかもしれません。
いずれにしても悲惨な結果が予想されるので、実験は不可能でしょうが、さて、実際はどうなんでしょうか。
2008年06月22日
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