2021年02月02日

スイカのアクセント

 あるとき、オーツが妻と話をしていたときのことです。
 妻が自転車の鍵をなくしたと思ったら、孫が通っている保育園に近所の人が落とし物として届けてくれたという話でした。その保育園では、近所の人からいろいろ落とし物が届けられるという話になりました。中には「スイカ」があったりして……となって、オーツはビックリしました。妻はアクセント型として「ス」が低く「イカ」を高く発音したのです。金田一式で表現すると「○●●」、NHK発音アクセント辞典式では「スイカ ̄」となります。これは果物の「西瓜」のアクセントなので、そんな大きなものを落としていく(そして落としたことに気付かない)人なんているのかということで驚いたのでした。
 話をよく聞くと、実は、JRなどで使うプリペイドカードの SUICA のことでした。こちらは「ス」が高く、「イカ」が低くなります。「誰何」と同じアクセント型で、「●○○」ないし「ス\イカ」です。
 妻はアクセントの型区別のない地域である茨城県水戸市の出身です。50年以上も東京に住んでいる(つまり人生の大半を東京で過ごしている)のに、いまだに(たまにですが)アクセントを間違えて発音したりします。SUICA は、子供のころにはなかったものですから、子供のころのアクセント習得の影響が直接出ているわけではありませんが、新しく出たもののアクセントの認知に弱いということです。こんなところにも無アクセント地域の出身ということの影響があるものだということで、感慨深く思いました。
posted by オーツ at 04:30| Comment(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする