オーツは産経新聞の記事で読みました。
https://www.sankei.com/west/news/210113/wst2101130002-n1.html
(2021.1.13 11:00)
高速道路上のクルマの立ち往生が話題になったりしますが、その原因として、雪よりもガス欠の方が多いという記事です。
この記事を読んだときに、最初は意外に思いました。しかし、考えてみると、それは当然だとも思えてきました。
第1に、雪による立ち往生では、一気に多数のクルマが巻き込まれます。先日は、1,000 台とかの数字もありました。それだけ大きな被害が出るので、ニュースバリューもあり、記憶に残りやすいのです。一方、ガス欠は個別のクルマの問題であり、一度に1台しか関係しません。ガス欠が元で事故でも起こさなければ、ニュースになることもありません。産経新聞の記事では立ち往生の「件数」を問題にしています。そういう目で見ればガス欠の方が多いというのも納得できます。
第2に、雪による立ち往生は雪の季節しか発生しません。1年のうちの2〜3ヶ月程度でしょうか。実際は、ドカ雪が降った直後だけ立ち往生の可能性があるにすぎません。除雪されれば立ち往生は発生しません。一方、ガス欠は年中いつでも発生する可能性があります。だから、件数で見ればガス欠の方が多いというのは当然です。
上記の記事では、こんなことも書かれていません。
オーツはクルマを運転するようになって30年ほどになりますが、自分のクルマでガス欠を経験したのは1回だけです。クルマを運転し始めて1年くらいの時期だったでしょうか。タンク内のガソリンがなくなってきたのは知っていたのですが、自宅近くのいつものガソリンスタンドまで行こうとする途中で(100 メートルくらい手前で)ガス欠になってしまいました。道路上にクルマを置いて(クルマが走らないのですからしかたがないのですが)、ガソリンスタンドまで歩いていき、携帯型のポリタンクにガソリンを数リットルだけ入れてもらい、クルマに戻ってそれをタンクに入れ、走ってガソリンスタンドまで行って満タンにしたことがありました。
実際、ガス欠になると大変です。クルマ自体が交通のじゃまになります。
それからというもの、給油ランプが点灯すると、さっそくガソリンを入れるようにしていますので、ガス欠の経験がありません。