2021年01月12日

上島嘉郎(2018.5.25)『反日メディアの正体』経営科学出版

 オーツが読んだ本です。表紙には「先後日本に埋め込まれた「GHQ洗脳装置」の闇」という文言と、もう一つ「慰安婦問題報道、南京大虐殺報道ほか、「反日報道」の本当の原因は、アメリカの占領政策にあった! 「日本の戦争」は、今も続いている。」というのが書かれていて、副題ではありませんが、本書の内容の一部を語っている形になっています。
 日本のメディアには反日報道とも呼べるものが多いわけですが、なぜそういう報道をするのかを説明したというのが本書です。結論からいうと、表紙の文言のようなことになります。
 目次を以下に示します。
第1章 GHQ「日本人」殲滅計画 「思考」と「精神」を破壊せよ
第2章 昭和20年の「朝日新聞」大改造 プレスコードの破壊力
第3章 公職追放と共産主義 マッカーサーが落ちた罠
第4章 「敗者の戦後」とメディア 自虐史観の番犬として
 こんなことで内容の概略がわかると思われます。今も続く日本のメディア(朝日新聞やNHKなど)の姿勢はGHQの占領政策から始まったものであり、それがずっと続いているというわけです。
 一度、そういう仕組みが導入されてしまうと、それを変えるのはなかなかむずかしいということになります。もしも変えれば、昨日までの姿勢と矛盾するので、言論の一貫性が崩れてしまいます。
 そういう事情もあって、一度構築された反日姿勢はなかなか変わることなく、現在までずっと続いてしまったということになります。
 こういういきさつを読むと、なぜメディアが左翼っぽい姿勢をとり続けるのか、腑に落ちた気がします。
 日本が変わっていくためには、まずメディアを変えなければならないのかもしれませんが、メディアはメディアでそれぞれが一つの組織をなしていますから、外部から簡単に変えることはできません。ここが「政治」と違うところです。政治家は選挙で変えられますから、時間が経てば、国民の考え方に沿っていくようなことが期待されますが、メディアはそうではないということです。
 なかなかおもしろい本でした。
 全体で90ページほどの本ですから、簡単に読めます。


posted by オーツ at 04:32| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする