2020年10月21日

リュックサックがない話

 あるとき、オーツは妻から問い詰められることがありました。
 「先日渡したリュックだけど、今度使うから台所まで持ってきておいて」
 さて?
 オーツはそんなリュックを預かったこともないし、そもそもどんなリュックなのか、まったく記憶がありません。念のため、いろいろなカバン類がおいてある1階の書斎の物入れの中を見てみたり、寝室のベッドサイドなどを一通り見てみました。やっぱりありません。
 そこで、妻に聞いてみました。
 「どんなリュック? どこにもないのだけれど、……」
 とたんに妻がキレたように大声を出しました。
 「ほら、小金井公園に行ったときに、背負ってもらったよね。いろいろ子供のものを入れて重くなってしまったヤツ、あのリュックのことだよ。どこに置いたのよ。」
 そんなことを言ったって、小金井公園でリュックを背負ったのは覚えているけれど、クルマに乗るときには(リュックを背負ったまま乗るはずがなく)クルマの中のどこかに入れたはずだし、そんなのを自宅に持ち帰って、クルマから降ろした場合、それをオーツが自分の部屋に入れるなんてことはあり得ません。だって、自分で使うものでなければ、保管しておくはずがないし、リュックなんて使うことはまずあり得ないからです。山の方にハイキングにでも行くならば使うかもしれませんが、オーツはヒザが痛くなることがあるので、自分でハイキングなどを計画することはありえません。
 そのあたりのことを妻に言うと、「じゃ、トイレの前の物入れの中を見てくる」といって、妻が下に下りていきました。そんなところにリュックを入れるならば、それは妻が直接入れたものであって、オーツが入れることはありません。
 やがて、妻はリュックを手にして2階に戻ってきました。妻が自分で物入れに入れたに違いありません。オーツは、この件に関しては特に何も言わないことにしました。
 妻は若干ボケが始まった可能性があるように思いました。
 今後は、こういうことが多発するのかもしれません。そうなったらなったで、そういうものだと思って対処するしかありません。1回目ならば笑い話で済むのですが、何回も頻発すれば、認知症の始まりということになるものです。
 そろそろそういう覚悟が必要になってきたかもしれません。
posted by オーツ at 04:13| Comment(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする