2020.3.10 http://o-tsu.seesaa.net/article/473962888.html
そのとき、タンメン 500 円がメニューに書いてあり、食べてみようと思いました。
先日、開店時刻の 11:00 を目指して、再度タカノに行きました。
オーツが 11:00 に入店したときには、すでに先客が一人いて、おじさんが焼肉定食を作っていました。
オーツはカウンターの横(おじさんを横から見る位置)に座り、タンメンを注文し、おじさんの動きを見ていました。相変わらず見事なさばきっぷりでした。タマネギを刻んでいくときなどは、包丁でトントンと切っていくわけですが、その早いこと、早いこと。あっという間にタマネギ半分を刻み、それをすくって中華鍋に放り込みました。鮮やかです。そんなふうに焼肉定食を作りながら、一方ではタンメンを作っていきます。小鍋に豚肉と野菜を入れ、ひしゃくでスープを入れるとガスコンロの上に置き、いろいろな調味料を加えていきます。ちょっと手を止めて、中華鍋から炒めた豚肉とタマネギを皿に盛り付けて、ご飯と味噌汁を用意し、焼肉定食をセットして先客に出しました。それから大きな鍋に中華麺を放り込みます。
こうして、タンメンが数分程度で提供されました。
スープを飲んでみると、熱くておいしいです。具材もたっぷりで、いかにもタンメンらしく感じました。これでたった 500 円です。すばらしい話です。
では、オーツがこの店でタンメンを食べるために通い続けるかと考えてみると、それはないかもしれないと思いました。オーツは江古田の福しんのタンメンが好きで、もう何十回も食べています。それとどうしても比べてしまいます。一般的には、タカノのタンメンはおいしくて安くておすすめなのですが、福しんのタンメンはさらにおいしいように思います。いや、そんなに違いはないかもしれません。それぞれ独自の味であって、それぞれおいしいともいえます。とすると、わざわざ自宅から遠いタカノまで出かける理由がありません。近い福しんで十分ということになります。
というわけで、オーツがこの店に再度行くことはなさそうに思いました。しかし、この値段と量から考えて、近所の若い男性たちにはうってつけの店であり、しばらく繁盛していくのではないかと思います。
オーツはタンメンを食べながら、後から来た客が注文した広東麺と肉エッグ定食をおじさんが作っていくのを見ていました。こちらも手際の良さに感心しました。おじさんはたちまちのうちに作り上げていきます。それぞれおいしそうに見えました。
中華料理タカノ (中華料理 / 椎名町駅、東長崎駅、落合南長崎駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0