2020年01月28日

謝られたときの返事

 オーツは、あるとき地下鉄の通路を歩いていました。左前に30代くらいの女性が歩いていました。オーツは普通に手を振って歩いていたのですが、その女性も手を振って歩いており、その女性の右手がオーツの左手に触れました。ちょっと触っただけですが、見方によれば、女性の右手がオーツの左手をつかんだような形になったとも言えます。
 その瞬間に、女性が「あ、すいません」といいました。
 オーツは、特に謝られる必要もないと思いました。手が触れることくらいどうということはないし、それどころか、もしも若い女性に手を握られたら逆に嬉しく思うくらいです。(そんなことは今まで経験したことがありませんが。)
 オーツは、女性の謝る言葉を聞き、何か返事を返そうと思いました。しかし、適当な言葉が思い浮かびませんでした。こういうことばは、謝る言葉を聞いたら瞬時に出なければ意味がありません。1秒くらい考えてから「いえ、大丈夫です」とか言ったら、かえってけげんに思われるでしょう。オーツは発話のタイミングを逸してしまったので、無言のまま歩いて行きました。
 あとから考えると、「いえいえ」でも「かまいません」でも、何か返しておけばよかったなあと思うのですが、とっさの行動というのはむずかしいものです。考えたらもうダメです。
 ということは、あらかじめこういう状況のときに何というべきか、考えておいて、さっと口にできるように準備しておくのがよいということになります。たとえば、ちょっとぶつかったとか、混んでいる電車の中で足を踏んだとか、オーツが読んでいる本に他人の長い髪の毛がぱらりとかかったとか、いろいろなことで謝る状況というのがありそうです。「すみません」とかの謝る言葉はすぐに口をついて出るのですが、その返事は準備なしにはなかなか出ないように感じます。
 これからは「いえいえ」がさっと出るように準備しておくことにします。
ラベル:返事 謝る
posted by オーツ at 03:51| Comment(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする