2020年01月10日

5G

 最近よく見かける「5G」ですが、「第5世代移動通信システム」のことです。
https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/rd/tech/5g/
 Wikipedia にも登録されていますが、読み方は「ゴジー、ファイブジー」の二つがあるようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC5%E4%B8%96%E4%BB%A3%E7%A7%BB%E5%8B%95%E9%80%9A%E4%BF%A1%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
 しかし、オーツがいろいろ聞いた限りでは「ファイブジー」の読み方がほとんどで、「ゴジー」というのはほぼ聞いたことがありません。NHKなどのテレビ放送でもそういっていますし、個人的な会話などでも、そう読む人が大半です。
 ちなみに、Yahoo! JAPAN のサイトで検索してみると、「"5G" "ファイブジー"」で 17,300 件、「"5G" "ゴジー"」で 859 件みつかり、ヒット件数に圧倒的な差が付いています。
 「ファイブ」はいうまでもなく英語読みです。日本語の中では、「5G」のような数字やアルファベットの読み方は、基本は日本語音で読んできたと思います。たとえば「4K、8K」(高解像度衛星放送)であれば「ヨンケー」「ハチケー」という言い方が普通で、「フォーケー」「エイトケー」という言い方は耳にしません。
 「5G」の場合も、5GB や 5GHz の略であれば「ゴギガ」という読みが普通です。
 「5G」を「ファイブジー」と読むことによって、日本語の数詞部分に英語が侵入しつつあるという現象が観察されるということになります。日本語における外来語の増加は押しとどめることができませんが、その一歩が数詞の読み方に象徴されるように感じられます。
 いうまでもなく、「ファイブ」という外来語は、こう書く限りにおいて問題はありません。昔から「クール・ファイブ」とかいう音楽グループがあったり、「ゴーグルファイブ」や「ゴーゴーファイブ」などというスーパー戦隊シリーズがあったりしました。それはそれでいいと思います。オーツは、「5」を「ファイブ」と読むことに違和感を感じるのです。
 英語文脈(英語を話している環境)では「ファイブジー」で問題ありませんが、日本語文脈では「ゴジー」を使いたいものです。
 とはいえ、多勢に無勢。ことばの問題は習慣ですから、オーツがそういう意見を持っていても、世の中に対する影響力はゼロであって、どうしようもありません。
 似た単語で3D(スリーディー)というのがあります。本気で探すともっとたくさん見つかるでしょう。
ラベル:ファイブ 3D 8k 4K 5G
posted by オーツ at 03:59| Comment(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする