スター・ウォーズシリーズは、映画館で見たり、WOWOW で見たりしてきました。特に大好きというわけでもないけれど、それなりに見てきたという程度でしょうか。スター・ウォーズのファンというほどのことはありません。第9作で一応全体のシメとなる作品なので、いい経験だと思って映画館に足を運びました。
全体として派手に作られており、いかにもスター・ウォーズの伝統を引き継ぎ、全9話をまとめている感じになっています。見ていて楽しいと思います。
しかし、違和感があるシーンもいくつかありました。
大きな宇宙船(戦艦でしょうか)をフォースの力で引っ張ってしまうなどということがあっていいのでしょうか。そんな力があるなら、今までの映画全体のストーリーが破綻してしまうのではありませんか。最初からこのフォースの力を使えばよかったのです。(それでは描けるものが何もなくなるけれど。)
死んだ人を生き返らせるのもルール違反でしょう。実世界でそれはないと思います。それを可としたら、まさに何でもありの展開になってしまいそうです。
最後のシーンでレイがスカイウォーカーを名乗ることから、「スカイウォーカーの夜明け」という題名がつけられたのでしょうが、これも安易なように思いました。姓は自分で簡単に変えられないから意味を持つのだと思います。
そういういくつかの違和感があるにせよ、宇宙船が飛び交い、激しい戦闘を繰り広げる様を眼前に見せられると、それだけで何もかも全部許せるような気分になります。
今回、IMAX 3D で見たのですが、没入感がそれなりにあって、けっこうでした。
ラベル:スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け