http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ikbskan/
池袋消防署と同じ建物で、防災館は4階が受付です。
オーツは、適当に見学していいのかなと思っていましたが、2時間ごとに見学スケジュールが決められていて、それに沿って見学していくのが便利なようになっています。
オーツたちが到着したとき、ちょうど映画が始まるところだったので、まずは映画(25分)を見ました。
それから、救急体験のコーナーに行きました。最初が胸骨圧迫(心臓マッサージ)です。
人形というか、人体模型がずらりと置いてありました。
これは大人が実習できます。子供は、いざとなったときには、こんなことをするよりも、近くの大人を呼ぶ方が正解ですからね。
オーツと妻が実習しましたが、けっこうな力で押す形になります。一番大変だと思ったのは、一度始めたら、救急車が駆けつけてくるまで平均8分、もしかすると最長で15分から20分も胸骨圧迫を続けるということです。一人ではかなりきついので、2〜3人が交代で行うようにしないとだめなように思います。
次が AED の実習です。オーツは初めて経験しましたが、言われたとおり、書かれたとおりにするだけでできてしまうようです。
それから、消火体験のコーナーに行きました。
現役の消防署員の方から説明を聞きました。ここは外国人の訪問が多いそうで、説明資料は、多言語対応になっていました。英語、中国語、韓国語、それに「越」です。説明役の講師の方が「越」はどこの国かとクイズを出しました。オーツが答えてはいけないのかもしれませんが、「ベトナム」と答えてしまいました。ベトナムは漢字で「越南」と書きます。外国人の訪問が多いとはいえ、英中韓に続いてベトナム語が対応されているのには驚きました。オーツの勝手な予想では、インドネシアあたりが多いのかなと思っていました。
消火器の使い方を実習します。6人までがひと組になります。小学3年生以上が参加できますので、孫の一人も加わりました。消火器は水が飛び出るようになっています。そして、スクリーンに映し出される火の動画に向けて水をかけます。
いや、その前に、周りの人に向かって「火事だ」と叫ぶことが必要です。
一通り体験が終わった後で、今の実習の写真がスクリーン上に映し出され、採点講評があります。オーツたちは最初の組でしたが、「火事だ」の声が小さすぎたし、消火器から水を飛ばす際に、腰をかがめておらず、それでは炎が顔に当たってうまくいかないということでした。
あとの2組は、声の大きさも、水の方向も、腰のかがめ方も、合格点でした。
そんなことで、けっこう楽しく遊べましたし、有意義な体験ができました。全部無料です。小学生くらいにはとてもいい施設です。
学校行事などで、集団で来訪してもいいかもしれません。