2019年12月05日

離婚の決め手はDNA 「計算された人生」は幸せか

 オーツは日経新聞で読みました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52568680V21C19A1EA9000/
(2019/12/3 11:00 日本経済新聞 電子版)
「離婚はDNAデータが決め手だった。後悔はしていない」という話です。オーツは驚きました。DNA データが離婚という判断の決め手になったということにです。
 記事中には「遺伝子検査の相性判定サービスに頼ると、相性スコアは「48%」。「(この遺伝子パターンでは)長続きするカップルは少数」と説明された。板東さんは「生物的に合わないならと吹っ切れた。妻も納得した」と振り返る。」とあるので、DNA データから相性スコアを計算する仕組みのようですが、一体どうやって「相性スコア」を計算するのでしょうか。そんな計算法があるとは思えないし、ディープラーニング技術で行うとしても、それほど膨大な(離婚とかに関する)情報が集められているとも思えません。この相性判定はスイス企業の技術を使うという話ですが、結婚観・離婚観は、文化による違いが非常に大きく、スイス人と日本人、さらにはイラン人、インド人やアメリカ人など、国ごとの違いは非常に大きいものがあります。
 オーツは、このデータの使い方が妥当だとは思えませんでした。
 こういう仕組みがあること自体、いかがなものかと思いますし、こういう仕組みを導入している結婚相談所があるということもおかしな話だと思います。しかし、一番問題なのは、そのような仕組みの内容を完全に理解しているとも言えないような状態で(この部分はオーツの想像なので間違っているかもしれませんが)、離婚の判断に至るというプロセスであり、またそう判断したカップルの考え方です。
 もともと、このカップルが離婚をほぼ決意していて、DNA による相性スコアが最後にカップルの背中を一押ししたということなのでしょうが、データの扱い方を間違えると、とんでもない結果を招きそうで、恐い話だと思いました。
 オーツにとって、今年一番驚いたニュースのように思いました。
posted by オーツ at 02:55| Comment(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする