オーツは「将棋世界」という月刊誌を定期購読しています。とある本屋に継続的に注文してある形です。
この雑誌は、毎号、次の1手問題が掲載されています。それを解いて赤ボールペンで回答を書き込んでおくと、次々号(2号先)になって正解が掲載されます。これがなかなかおもしろいので、定期購読を数十年間続けているわけです。
さて、先日、2月号を読み終わったので、読み終わった雑誌が並んでいる本棚のところにこれを置こうとしたら、1月号がありません。おかしいなと思って、思い当たるところをあちこち調べたのですが、どこにもありません。
自宅内で読んでいる途中では、基本的に雑誌をトイレの中に置いておいて、そこで用を足すときに読んでいます。トイレの中には赤ボールペンが置いてあります。
雑誌は、あまり外に持ち出すことはしませんが、念のため、鞄の中も調べてみました。あとは医者に行くときに持参したとかでしょうか。こういう場合、帰宅するとすぐにトイレの中に置いておくので、他に置くはずがありません。
結局、1月号が出てこないので、諦めました。
今回のことで、3月号を買ったときに、1月号の答え合わせができないことになります。ちょっとだけ残念です。3月号を見れば、1月号の自分で解いた回答を思い出せるかといえば、それは無理です。2ヶ月も経つと、そんなことはすっかり忘れています。だから雑誌に赤ボールペンで自分の回答を記入しておくわけです。
オーツは、物忘れがひどくなったような気がします。次の1手問題を解くことは、今まで数十年継続していますが、こんなことは初めての経験です。雑誌の置き場がわからなくなるなんて(たとえ1冊でも)ショックです。オーツが定期的に購読している雑誌、先方から無料で送ってくる雑誌は、全部合わせれば数十種類ありそうですが、今までこんなことはありませんでした。
趣味の雑誌ですから、欠号が発生しても、ほとんど影響はありませんが、仕事に直結している雑誌であれば、欠号を補充する必要が出てきます。
今回の「事件」では、だんだん自分自身が信用できなくなるような気がして、ちょっと怖い感じがします。
オーツの年齢も考慮すれば、これからはきっとこういうことが増えていくのでしょうね。