トスラブ館山ルアーナに宿泊しましたが、その前にちょっと散歩をと思って立ち寄ったのが館山野鳥の森でした。
http://www.chiba-forest.jp/yachou/
安房神社の駐車場にクルマを止めて、「ふれあい探鳥館」を経由して野鳥の森を歩き出しました。
ずいぶんと広い森でした。探鳥道という舗装された道路が整備されているので、歩きやすいです。散歩にぴったりです。ちょっと階段の上下がありますが、ゆっくり歩けばそんなに疲れないでしょう。
http://www.chiba-forest.jp/yachou/images/figure/map.pdf
地図は上記の通りです。オーツは地図が印刷されたパンフレットをもらったので、それを見ながら歩いて行けば、道に迷うこともなく、無事に戻ってこられるだろうと思いました。
オーツたちは、富士見展望台(富士山は見えませんでしたが)、国見展望台、平砂浦展望台を経由して西沢の池に出て、ピクニック広場に着きました。
そこでベンチに座って一休みしていると、橋の欄干に大きな鳥(50cm くらいでしょうか)が留まっているのが見えました。じっとしています。そーっと近づいて写真を撮ったりしました。全然動くようすがないので、ぐっと近づいてみると、何と木彫りの鳥の置物でした。
なあんだという感じです。妻と二人で笑ってしまいました。
さて、ピクニック広場から宮ノ谷に向かって舗装道路が伸びています。しかし、舗装道路はつまらないと考えて、ちょっと遠回りのルートを歩くことにしました。木の葉が落ちていて野性味がたっぷりです。
ところが、この道を歩いて行く途中で道に迷ってしまいました。森の中の道がないところに迷い込んでしまい、ちょっと元に戻ったりしました。それからさらに道らしきところを歩いて行くと、野鳥の森の外に出てしまいました。
民家があったので、そこにいる人に道を尋ねたりしながら、ぐるりと回った形で安房神社まで歩きました。道路は一般道で舗装されており、クルマも通っていました。いざとなれば誰かに助けを求めればいいので、たどりつけない心配はなかったのですが、どこを歩いているのか、まったくわからなくなり、その点は心配しました。地図も何もないところを歩いて行く経験は久しぶりのことでした。
やがて、安房神社の鳥居が見えて、無事に出発点に戻ったことがわかりました。
変なところに行くと、こんなことがあるのですね。やはり、ピクニック広場から舗装された道を歩いて行くのが正解だったように思います。
オーツと妻は安房神社にお参りして、散歩を終えました。ずいぶん歩いた形になりました。かなり心細かったけれど、いい経験になりました。