オーツたちは、岩屋館にクルマを止めて、歩いて行きました。角間渓谷遊歩道は一本道です。途中に駐車場があり、その先は舗装されていませんでしたが、ちょっといったところに車止めの柵があり、そばに軽トラックが止まっていました。ここまではクルマで来られるようです。
その先は、渓流に沿って歩くしかありません。ゆっくりとした上り道で、あまり早く歩けません。
岩屋館から何メートルという看板がところどころに立っていました。しかし、それは無視して、ひたすら歩いて行きました。一本道です。迷うことはありません。岩屋館(角間温泉)から 1000 メートル行ったところで、「鬼見橋公園」という名前の、ただ草が生えているだけの空き地にたどり着きました。この先にも道は続いていましたが、いくら行っても先が見えないし、草が生い茂って、誰も歩いたようすがないので、ここまでにしました。
帰り道は下り坂でしたから、けっこう早く歩けました。しかし、たっぷり歩いてちょっと疲れました。
岩屋館の近くまで来ると、岩屋観音というのがあることに気づきました。石積みの階段がずっと続いています。行くのは大変そうです。しかし、旅館のチェックインまで時間がありそうだったので、のぼって行くことにしました。
13段+210段の石段でした。段数は降りるときに数えました。けっこう長いと思います。
(写真が右に90°回転していますが、元のファイルはきちんと正立しています。なぜこうなるのか、わかりません。)
のぼった先に、岩屋観音がありました。猿飛佐助が修行したという伝説が残る岩もありました。大きい岩でした。展望台もありました。人が一人くらい行ける狭い場所で、谷に突き出すような形になっており、手すりも何もないので、かなり恐い感じです。オーツはおそるおそる突端まで行きましたが、強い突然の風が吹いたら、そのまま谷に落ちそうですし、地震があったりしたら、岩が崩れて、一緒に谷底まで落ちてしまいそうです。
そんなことで、疲れながらも、それなりの運動をして、汗を流した1日になりました。