2018年06月23日

経団連、この恐るべき同質集団

 オーツは日経新聞のコラムで読みました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31995500Q8A620C1X12000/
(2018/6/21 7:22)
 編集委員 西條都夫氏の執筆です。
 経団連の正副会長19人を見ると、恐るべき同質集団であるという記事です。
 (1)全員男性で女性ゼロ、(2)全員日本人で外国人ゼロ、(3)全員が62歳以上の高齢者、(4)全員がサラリーマン経営者で、アントレプレナーもプロ経営者もいない、(5)だれも他社への転職経験がない、(6)東大出身が12人で、6人が首都圏の大学出身で、そうでないのは京大1人だけ。
 こうやって7点も挙げられると、さすがにう〜んという感じです。まあ経団連がそういう組織だということを象徴しているといえるでしょう。
 もう少し多様性があってもいいのではないかと思います。30年前は製造業一辺倒だったのが金融や運輸、商社などに多様化したわけですから、他の属性の面でも多様化してしかるべきです。
 とはいえ、こういう組織ができあがってしまうと、そうでない人を引き入れることがむずかしくなってしまうのですね。同質集団は、その中にいる人にとって、まことに居心地がいいものです。ポストが空いたら、また似たような人をそこにすえたいと考えるでしょう。みんながそういう居心地の良さを満喫していれば、わざわざそれを突き崩そうという人がその中から現れるとは考えにくくなります。
 そんな同質集団から抜け出そうと誰かが考えるなら、一体誰が旗を振ればいいのでしょうか。会長でしょうか。会長が旗を振ったらみんなついてくるでしょうか。そうはなりにくいというのが同質集団なのです。
 同質集団が自らを変革する。そんなことが果たして可能なのか。これはなかなか難しい問題です。
ラベル:経団連 同質集団
posted by オーツ at 03:49| Comment(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする