2018年06月07日

頻度(2)

 オーツは、「頻度」という言い方が、どういう意味で使われているか、気になりました。ちょっと前にそんな記事も書きました。今回はその続きです。
2018.6.3 http://o-tsu.seesaa.net/article/459748525.html
 検索エンジンで「頻度」を調べ、どういう意味で使われているかで二つに分類してみようと思いました。
 こういうのを見てみるときは、経験的に100例くらい見れば十分であると思います。
 さっそくやってみました。
 二つの分類とは、以下の通りです。
@回数・度数=整数であらわされる
A比率・程度=%であらわされる

 結果は、以下の通りでした。Yahoo! で約39,000,000件検索されたので、その先頭の100件を見ました。
 11件は不適例として、集計から除外しました。辞書・説明・解説・Wikipedia・英訳などです。

@回数・度数:85件

A比率・程度:4件
・急性胆嚢炎のうち、重症例の頻度は?……1.2〜6.0%である。https://minds.jcqhc.or.jp/n/cq/D0000050
・妊娠糖尿病はどれくらいの頻度であるのですか?……妊娠糖尿病の頻度は12.08%と4.1倍に増えることがわかりました。http://www.dm-net.co.jp/jsdp/qa/c/q01/
・6号閲読頻度ウエイト付は、過去6号中の閲読頻度を考慮した、号数頻度ウエイト付きの読者数で集計された比率です。http://www.videor.co.jp/about-vr/terms/6go-etsudoku-hindo.htm
・MICA/HLAハプロタイプ頻度検索 http://hla.or.jp/med/frequency_search/ja/wordexp.html【「用語解説」の表中にハプロタイプ頻度として「%」が出てくる】

B判別不明:1件
・神経科学:シナプトタグミン7は特殊な減衰シナプスへ頻度不変性を付与するhttp://www.natureasia.com/ja-jp/nature/551/7681/nature24474/%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%97%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%B0%E3%83%9F%E3%83%B37%E3%81%AF%E7%89%B9%E6%AE%8A%E3%81%AA%E6%B8%9B%E8%A1%B0%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%97%E3%82%B9%E3%81%B8%E9%A0%BB%E5%BA%A6%E4%B8%8D%E5%A4%89%E6%80%A7%E3%82%92%E4%BB%98%E4%B8%8E%E3%81%99%E3%82%8B【英語からの翻訳なので、ふさわしくない用例】

 この結果を見ると、圧倒的多数(85件)が「@回数・度数」の意味で使われ、「A比率・程度」はわずかに4件しかありませんでした。各用例及び出典は上に示したとおりです。
 というわけで、やはり「頻度」は「比率・程度」の意味よりも「回数・度数」の意味で使われることが大半なのではないでしょうか。
posted by オーツ at 05:00| Comment(5) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする