2018年06月06日

smoking frequency

 98 さんからコメントがあり、frequency にも比率の意味があるということでした。
https://blog.seesaa.jp/cms/comment/edit/detail?article_id=&id=122040434
2018.6.3 http://o-tsu.seesaa.net/article/459748525.html
 これに関して、オーツから付言したいと思います。
 98 さんのコメントを見たとき、オーツは違和感を感じました。喫煙率のような比率を smoking frequency というのは変だと思います。frequency ratio くらいがいいのではないかと思いました。
 その後、和英辞書を引いてみると、喫煙率は smoking rate になるということがわかりました。(Prevalence of tobacco consumption という長い言い方もあるようです。)
 そこで、検索エンジン Yahoo! で(英語を指定して)検索してみると、
"smoking frequency" 25,200 件
"smoking ratio" 3,720 件
"smoking rate" 344,000 件
ということで、やはり smoking rate が一番たくさん見つかりました。
 さらに、smoking frequency が使われている用例を見ていくと、その中のある部分は、人口中の喫煙者の割合ではなく、一個人が(1日で?)何回タバコを吸うかという意味で使われていることがわかりました。
 たとえば、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4821569/
の中の一節ですが、
Methods
Data were drawn from four waves (Spring/Fall 2009 and Spring/Fall 2010) of the American College Health Association-National College Health Assessment datasets. The sample was restricted to students who smoked a waterpipe at least once in the past 30 days (N=19,323). Ordered logistic regression modeled the factors associated with higher frequency of waterpipe smoking.

のような感じです。あまり多くの例を調べたわけではありませんが、smoking frequency の一部には、一個人のタバコを吸う回数の多寡の意味があります。
 というわけで、frequency に比率の意味があることは(そういう例が現実にあるので)否定できないけれど、比率を表すなら別の語のほうがもっとたくさん使われ、むしろそちらが普通ではないでしょうか。
posted by オーツ at 04:40| Comment(2) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする