2018年01月27日

観る将

 オーツは、どこかの記事で「観る将」ということばを見かけました。どこで見たのか、思い出せません。
 「自分で将棋を指さずにプロ棋士たちの将棋を観るだけの将棋ファン」のことです。
 Yahoo! JAPAN で検索してみると、ネット内には 54,700 件もあります。かなり一般的に使われるようになっているのですね。
 オーツ自身を振り返ってみると、将棋の対局はめったにできません。1年に1〜2回くらいでしょうか。以前は将棋道場に出かけていたこともあったのですが、最近は時間が取れなくて、そんな機会もなくなってしまいました。
 すると、将棋との接点は、月刊誌「将棋世界」を読むこと、NHK教育で日曜の朝にやっている将棋トーナメントを観ることになります。それら以外にも、たまにネットでニュースを見たりしています。
 まさに、オーツ自身が「観る将」なのですね。
 なぜ観る将が増えているのか。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1610/09/news010.html
によると、ネット中継が増えたためだそうです。オーツはニコニコ生放送を見たことがないのですが、そんなにおもしろいものでしょうか。
 ところで、観る将に関連して気になっているのは、こういうファンがどれくらいの棋力を持っているのかということです。プロの戦いぶりを観戦して楽しめるとなれば、駒の動かし方を知っている程度ではまったく不十分であり、少なくとも各種の定跡を知っている必要があります。さまざまな手筋なども心得ておく必要がありそうです。となると、初心者では観る将の資格はなさそうで、最低でも級位者くらいの棋力が必要でしょう。それでも、プロの将棋を見てその意味を理解することはむずかしそうです。有段者クラスになれば、プロの将棋がそれなりに楽しめると思います。
 野球などのスポーツでも、「自分ではやらないけれど、見るのが好き」というファンが多そうです。スポーツは、動きがありますから、自分でやらなくても、見るだけでおもしろいというのは理解できます。しかし、将棋の場合は、動き(動作)はおもしろくも何ともないと思います。やはり内容が理解できなくては意味がありません。
 そんなことを考えると、観る将といってもけっこう棋力がある人たちなのかもしれません。アイドルなどの単なる追っかけとはだいぶ違うように思います。
 最近は、藤井聡太4段の活躍で、将棋を全然知らずに彼のファンになっている人もいるとのことですが、オーツには信じがたい話です。
posted by オーツ at 06:22| Comment(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする