2018年01月14日

消防計画書

 オーツの勤務先で、いざという場合に備えて、消防計画を作成したということで、先日、すべての勤務者に対して、消防計画書を一読し、緊急時に備えてほしいというメールがありました。
 そのこと自体はとても望ましいことです。
 しかし、指定された消防計画書(PDF ファイル)をダウンロードして、驚きました。145ページもあるのです。全部の建物のすべての階の配置図と個々の部屋からの避難経路が書いてありました。いやはや、こんなのを全部読んでも、防災に役立つかどうか、わからないし、そんな避難経路は、書類に書いておいてもほぼ無意味で、もしものときにはそんなものを見なくてもわかるようになっていなければなりません。外部からの訪問者などは避難経路などを知るはずもありません。そういう人を含めて対応しなければならないはずです。
 何ともお役所的対応のように思いました。
 消防署なり何なりは、こういう消防計画を策定しておかないといけないと言ってきたのでしょう。それに対応して、事務なり何なりが多大な苦労をして、時間をかけて策定したのでしょう。
 しかし、その結果がこういうものだとしたら、少しはやり方を考えるほうがいいのではないでしょうか。勤務しているすべての人間にこういう書類を送りつけて「読んでおけ」といえば足りるとでも思っているのでしょうか。
 まもなく入試シーズンです。文部科学省あたりは、入試問題の出題のミスをなくすように毎年各大学に通達を出すわけですが、出す方は「ミスがないように万全の注意を払うように」といえば済みます。しかし、現場はそれだけでは済みません。その結果、分厚い監督マニュアルが作られ、監督者はそういう数百ページもの文書を読まされると聞いたことがあります。今回の消防計画書も同様の仕組みを感じます。
posted by オーツ at 04:51| Comment(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする