オーツが自転車に乗ってかなり幅広い道路(2車線道路)を走っていたときのことです。幹線道路ではないので、交通量は多くありません。
その道路とクロスする細い路地から老女が歩いて出てきました。そして、道路を横断して反対側に向かいました。ところが、その老女、幅広い道路を横断するとき、左右を見て確認することなく、いきなり横断し始めたのです。
オーツは、自転車でその老女にぶつかりそうになったので、ハンドルを右に切ってよけました。
クルマが走っていたら、その老女にぶつかって大けがをさせたかもしれません。いやまあブレーキを踏んで止まれるようなスピードで走るようにするべきところでしょうか。
歩行者として、道路を横断するなら、少なくとも左右を見て、クルマなどが来ていないかどうかを確認してから渡るべきです。自分の安全のためです。クルマにぶつかるタイミングでクルマの前に歩き出すことはおすすめできません。
オーツは、自転車で走りながら、歩行者をよけましたが、老女がなぜそんな行動をするのか、理解できませんでした。まるで世の中は自分の意思が優先する形でできあがっているかのような態度です。自分の行動がいつも正しいと思っているのでしょう。
こんな歩行者がいることもあるのだなあと、ある意味で感心しました。
こういう人でも生きていけるのですからねえ。