2016年04月07日

子の持ち物、名前どうする?

 オーツは朝日新聞の記事で見かけました。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12295126.html
(2016.4.5 5:00)
 今回の中学生誘拐事件で、容疑者の男は、被害者の女子中学生を自宅まで尾行し、そこにあった傘などに書かれた文字で名前を知ったという話です。
 それを受けて、子供の持ち物に名前を書くのは止めようという話が起こっているようです。
 オーツの息子の場合、保育園に通うころからすべての持ち物に名前を書くようにいわれました。子供は名前が識別できなくても、親や保育園の関係者が見て誰の持ち物かすぐわかることが必要だったのでしょう。
 小学校に入っても同様の事情でした。鉛筆の1本1本、消しゴムの1個1個にまで名前を書いたものです。こんな苦労をするくらいなら、いっそ捨てることになってもかまわないくらいだと感じました。
 当時使い始めたパソコンとプリンタを活用して、タックシールに小さなポイントで名前を印刷し、それをはさみで切って貼り付けたりしたのでした。上からセロテープを貼ればはがれにくくなります。
 さて、今回は、外部の人間に対してどうするかという問題です。
 子供の名前を見えないようにするというのは、世間の大人全体を誘拐犯扱いしているようで、オーツは心配しすぎのように思えます。名札を見せないようにしたりしても、誘拐しようと考えている人間ならば他の手段で子供の名前を確認するでしょう。誘拐犯に見られ、誘拐されてしまうことがあるというようなことは、実際に起こったことであり、否定できないけれども、起こる確率はきわめて低いものです。そういうごくまれに起こる事件のことを考えて、普段日常的に名前を示していることによるメリットをつぶしてしまうのはどんなものでしょうか。
 普通の大人でも、子供に話しかけられたときに、「あ、この子はいったい誰なんだろう。自分の子供の友達だろうか」などと思うことがあるものです。そんなとき、ふとバッグに書かれた名前を見て、「あ、○○ちゃんだ。子供の保育園時代の友達だ。大きくなったものだ」などと心の中で思いつつ話をつなげたりするのではないでしょうか。目に見えないけれども、こんなメリットもあると思います。
 マイナス面(被害の大きさ×生起する確率)とプラス面(利便性×生起確率(1.0?))の大小を考えて判断するほうがいいと思います。しかし、世間一般には、生起する確率が低いことは無視して、被害の大きさばかりに目が行ってしまい、したがってマイナス面が大きく見え、名札を見せないようにしようという方向になってしまうものです。
posted by オーツ at 04:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする