2016.3.2 食費とは何か
http://o-tsu.seesaa.net/article/434469187.html
2016.3.1 食費と外食費と宿泊費
http://o-tsu.seesaa.net/article/434431024.html
2016.2.29 食費の記録
http://o-tsu.seesaa.net/article/434393326.html
オーツは1月から2月の食費を記録してみました。
その結果を分類して集計してみました。
分類はむずかしかったですが、
https://www.komei.or.jp/policy/various_policies/pdf/20140605_keigen.pdf
http://www.cao.go.jp/zei-cho/gijiroku/zeicho/2014/__icsFiles/afieldfile/2014/06/12/26zen9kai4.pdf
に掲載されている分類に従いました。
「調理食品」というのは、原材料を加工した食べ物を指すととらえ、刺身、魚の干物、サラダは(ほぼ原材料の形をとどめていますが)ここに分類しました。豆腐、納豆、ちくわ、乾燥わかめなども調理食品に分類しました。
その結果、以下のようになりました。
穀類 0、魚介類 344、肉類 0、乳卵類 474、海藻野菜 2,775、果物 760、調味料油脂 1,207、調理食品 16,431、飲料 130、菓子類 4,195、外食 155,608、酒 20,423 合計 202,347 円
上記の日本人の家計調査から見ると、以下のようです。
穀類 600、魚介類 500、肉類 500、乳卵類 300、海藻野菜 700、果物 300、調味料油脂 300、調理食品 800、飲料 400、菓子類 600、外食 1,400、酒 300(単位は億円)
両者を比率(パーセンテージ)に変換して示すと、以下のようになります。
分類 | 家計調査 | オーツ |
穀類 | 4.5 | 0.0 |
魚介類 | 7.5 | 0.2 |
肉類 | 7.5 | 0.0 |
乳卵類 | 4.5 | 0.2 |
海藻野菜 | 10.4 | 1.4 |
果物 | 4.5 | 0.4 |
調味料油脂 | 4.5 | 0.6 |
調理食品 | 11.9 | 8.1 |
飲料 | 6.0 | 0.1 |
菓子類 | 9.0 | 2.1 |
外食 | 20.9 | 76.9 |
酒 | 4.5 | 10.1 |
オーツの個人的支出と全国平均(全体)とを比べると、オーツの生活がかなり変わっている(特異である)ことがわかります。
第1に、オーツは、外食費が異常に多いことがあげられます。これは、息子たちの家族と外食の機会があり、その際、オーツが全家族分を負担することが多いためです。
第2に、オーツは、酒の支出も多くなっています。端的に言って、オーツが酒好きであることを意味しています。
第3に、オーツの支出がゼロの項目として、穀類と肉類があります。過去を振り返っても、自分で米や肉を買う経験は何十年もありません。米は(妻の)親戚からもらってきました。しかし、オーツは、そもそも自宅では米をほとんど食べません。肉は、妻が買ってくることがありますが、オーツが自分から買うことはなく、自宅で肉を調理して食べることもありません。息子家族が自宅に来たときなど、妻が肉を料理して出す場合があるので、それを食べる程度です。
第4に、オーツの支出がかなり少ないものとして、魚介類、乳卵類、果物、調味料油脂、飲料があります。オーツは原材料をあまり買わなくなっており、もっぱら加工食品を買うことが影響していると思います。魚介類でいえば、刺身や干物をスーパーで買ってきて食べますが、それらは「調理食品」に入ります。飲料は、たいてい買わない主義です。オーツは水を飲めばそれで十分という人間で、お茶もめったに飲みません。2ヶ月間で買った飲料というと、スキー場での休憩時のペットボトルの飲料1本だけでした。
第5に、調理食品(加工食品)は、全国平均と比べると少な目ですが、外食費が多いためにデータがゆがんでいるのであって、それを考慮すると、オーツの場合はけっこう多いように思います。オーツの生活では、原材料を買ってきて、それを自宅で調理するという生活よりも、すでに調理されたものを買ってきて食べるという面が多くなっていることがわかります。
こどもが小さかったときは、オーツも若かったので収入が少なかったし、4人家族で食べるために、いろいろ工夫して自宅で料理をしたものでした。しかし、こどもが巣立った後は、妻と二人暮らしですから、ちょっと料理しても食べきれずに何日も同じものを食べるはめになったりします。そんなことで、調理食品を買ってくることが増えたのでしょう。
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