2015年05月03日

かやぶきの郷 薬師温泉旅籠に1泊

 「かやぶきの郷 薬師温泉旅籠」
http://www.yakushi-hatago.co.jp/
は、オーツがずっと前から泊まってみたいと思っていた旅館ですが、土曜日に1泊しようとしても、予約がとれない状態がずっと続きました。
2014.12.4 http://o-tsu.seesaa.net/article/410043792.html
 そこで、日曜日に妻と1泊することにしました。月曜日にさっさと帰宅する計画になります。これなら、比較的簡単に予約が取れました。
 渋川伊香保ICから行く手もあるのですが、今回は、高崎ICで降りて国道406号線で山道を行くことにしました。(実は、カーナビがそう指示したからなのですが。)高崎市の卵太郎という店で卵などのお土産を買い、それから旅籠に行ったので、着いたら12時近くになっていました。
 まずは、入り口(長屋門)にほど近い場所にある「蕎麦匠房 まくらぎ」
http://www.yakushi-hatago.co.jp/facilities/makuragisabo.html
でランチを食べることにしました。二人とも十割天ざる 1,430 円を試してみました。てんぷらはおいしかったですが、そばは普通で、期待していたほどではありませんでした。
 さて、旅館のチェックインは15時ですが、それまでの時間つぶしには事欠きません。実は、旅籠は旅館であるとともに、江戸時代をテーマにしたテーマパークのような場所だったのです。宿泊しない人でも、500 円払って敷地内を見ることができますし、1,200 円を払うと、温泉まで楽しめるようになっているのです。
 「招福七連鐘堂」で七つの鐘を順次たたいたり(願い事のうちで一番大事なものが書いてある鐘は3回たたきます)、鉄の大釜に入って記念写真を撮ったりしました。
http://www.yakushi-hatago.co.jp/facilities/other.html
 また、古いタンス(船タンス)がたくさん並べられている倉庫があり、人形やこけしの資料館もありました。いろいろ見て回ったりしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
 2時半からは、「蕎麦匠房 まくらぎ」の隣で、餅つきが始まりました。臼と杵が用意されていました。とはいえ、蒸した餅米を最初からつくのではなく、ある程度こねたものを持ってきて、ここでペッタンペッタンやるわけです。まあ、そうしないと時間がかかる割りには派手な感じもなく、地味な餅つきになってしまうので、しかたがありません。周りのイスに客たちが20人くらい座ってみていました。一部の観光客が餅をつきました。オーツは、翌日に差し支える(手が疲れてクルマのハンドルを持つのに違和感がある)ので、止めておきました。
 できあがった餅は、係の人たちがきなこ餅とからみ餅(大根おろしとダシ醤油)にしてくれました。

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 観客は無料で食べられます。つきたての餅というのはおいしいものです。オーツは特にきなこ餅がおいしいと思いました。こういうおいしい餅は珍しいと思います。オーツはきなこ餅をおかわりして食べてしまいました。会場の一角にお茶や冷水が置いてあり、これで完全な休憩タイムになってしまいました。
 3時ころには、「甘味処 蔵戸」で休みながらちょっとぜんざいとかを食べようかと思っていたのですが、お餅(とお茶)で十分でした。実は、餅つきの前に、お土産物を販売している「からだ応援団本舗」にも立ち寄ったのですが、いろいろなお菓子や漬け物が置いてあり、ほとんどのものが試食できるようになっていました。いろいろつまんでいたら、それで十分お菓子を食べた気分になりました。ついでに、日本酒の試飲もできるようになっており、3種類の日本酒を試してみました。おちょこで3杯飲んだ形です。純米吟醸の「旅籠」(自社ブランド品)がおいしかったですね。

 温泉は、内湯の他に露天風呂がありました。露天風呂は、滝見乃湯という名前の通り、向こうに滝が見え、その音が直接聞こえていました。ただし、滝とはいっても、せせらぎをせき止めたコンクリートの堰の上から落ちるものです。

 この旅館は、夕食が囲炉裏端で食べる形になっていました。かやぶき家屋の濱田邸の食事処で食べました。
 オーツたちは、「郷愁の味わい故郷膳」という一番普通の会席料理にしました。
http://www.yakushi-hatago.co.jp/cuisine/stay.html
 着席したときの写真を以下に示します。

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 食前酒、先付、前菜、それに囲炉裏で焼くためのカゴ盛りが見えます。

 お品書き(深山の囲炉裏会席)を以下に書き写しておきましょう。

食前酒 新潟県朝日村産山葡萄酒
先 附 蓬豆腐 海老 きゃびあ
    せるふぃーゆ 美味出汁
前 菜 蕗味噌 小鯛手鞠寿司
    花豆ぶらじる煮 柏餅
    根せろりーぴくるす
    さーもん木の芽味噌焼
    えしゃれっと生はむ巻
吸 物 鴨つみれ 焼葱 焼椎茸
    芹 露生姜
お造り 手造り青梅蒟蒻 湯葉
    八海鱒昆布〆 妻一式
串 焼 新潟県産岩魚塩焼き
籠盛り 上州赤城鶏 手羽中
    麦豚ふらんく 蕪 空豆
    薩摩芋 椎茸 舞茸ほいる
    蕎麦味噌焼おにぎり
煮 物 丸茄子おらんだ煮
    鶏活部煮 すぷらうと
主 菜 薬膳鍋 自家製うどん
水菓子 苺 だぶるまーこっと
甘 味 豆腐白玉善哉

 この中で、一番おいしいと思ったのは、最後の方で鍋料理として出されたうどんでした。白味噌仕立てで、その味噌がちょうどよくうどんに絡んで、まさに絶品でした。オーツは何回もおかわりしてしまいました。
 それから、印象に残るおいしさだったのが、お吸い物に入っていたしいたけです。大きくて風味が豊かで、ここしばらくは食べたことのないおいしさでした。

 朝食もおいしかったです。いろいろ出てきました。オーツが特においしいと思ったのは、第1位がとろろ芋、第2位が湯豆腐に入っていたしいたけ、第3位が苺ヨーグルトです。とろろ芋は出汁が工夫されているのかもしれません。しいたけは、前の晩の夕食もそうでしたが、大きくて食べ応えがありました。苺ヨーグルトは、取れたての苺を何個も使って作るそうですが、それだけの価値があると思いました。

 この旅館は、宿泊棟の廊下なども風情があります。あちこちに古民具が飾ってあります。電話機は古い形のものが置いてあり、

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そばに「通信機(公衆電話)」と書いてありました。ダイヤルするときは、プッシュボタンを押すことになるので、最新のデジタル式ということなのでしょう。それにしても、よくこんなものを設置したものです。

 全体的に楽しくて快適な旅館でした。人気があるのは納得できます。1泊2食で一人 25,000 円ほどですが、その価値は十分にあると思いました。
posted by オーツ at 04:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする